その会津坂下町で発見され育てられた早生のお米、それが「瑞穂(みずほ)黄金(こがね)」という種類のお米です。(誕生の様子は下記に)いち早く新米として食卓に並び、味の評価も高く、県内外の方々に食されています。
このような、日本で坂下にしかないお米と、地元で一番おいしいと評判の地下水(会津中央乳業敷地内)を仕込み水とし、地元の人間がみんなで醸す、純米酒の1回火入れです。
“和”から生まれるお酒。天明蔵は米生産者の夢を引き継ぎ、
酒造好適米にこだわらない ただ々旨いお酒への挑戦を続けています。
《瑞穂黄金 誕生の様子》
平成5年の冷害の年、坂下町の猪俣徳一商店(天明の五百万石、亀の尾の栽培もお願いしている)先代会長が、“ひとめぼれ”の水田で通常より早く実っている一本の稲穂を発見。低温が続き周りの稲が青々としている中、その稲穂だけが黄金色に実って垂れていたという。その後、他品種と雑交配しないように、大切に大切に育て、
“瑞穂黄金”の名称で新品種として平成14年に登録。
米どころでありながら新米の収穫が遅い東北地方において、“八月”という早い時期に収穫される大変珍しく、食味に優れた貴重なお米。
「天明みずほ」は、会津坂下町の幼稚園児達が手植えをし、自ら刈り取った貴重な瑞穂黄金をお酒にしています。
http://www.tenmei.co.jp/index6.html
原料米:会津坂下産 瑞穂黄金60%精米
度数:15.6度
酸度:1.5
日本酒度:+4
酵母:協会9号
火入れ:瓶火入れ1回
税込価格:2993(1.8L)、1496(720ml)
瓶火入1回 低温瓶囲い(瓶貯蔵)
0-3度の蔵の中で半年、夏を越して飲み頃を迎えました。
蔵元曰く「旨辛純米」!
飲んだ後の余韻やスッキリ感は今期の全国の酒の会で大変好評だったようです。
熟した風味を持ち、お米(ご飯)らしい味わいと辛さ、後味のスッキリ感はバッチリ。
他では味わえない、すばらしい酒質の逸品です。