東京は桜が満開だというのに、連日の荒れ模様、真冬のような寒さの城下町です。
松本のイベントに間に合うように、急いで出して頂いた鶴乃江酒造の「永寶屋」シリーズから、辛口純米酒が入荷。無ろ過生原酒と一回火入れ生詰め酒の2種類同時の入荷です。
まずは無濾過生原酒
原料米:八反錦60%精米
日本酒度:+5
酸度:1.3
度数:17度
火入れ:なし
本体価格:2600(1.8L),1300(720ml)
鶴乃江酒造の屋号を冠した「永寶屋」シリーズの八反錦米で仕込んだ純米酒。
濾過をしない割り水なしの本生タイプ、無濾過生原酒です。
香りは瑞々しくジューシー、ぎゅっと搾ったグレープフルーツを思わせます。
酸が膨らみ、綺麗な甘味が見えてきてクリアーな旨味が広がります。
心地よい渋味が辛さを伴い、徐々に徐々に口中を支配、リードしていきます。
喉ごしはすうっと切れ、余韻にしっかりとした辛さを残します。
そしてこちらが火入れバージョン
原料米:八反錦60%精米
日本酒度:+5
酸度:1.3
度数:17度
火入れ:なし
本体価格:2500(1.8L),1250(720ml)
鶴乃江酒造の屋号を冠した「永寶屋」シリーズの八反錦米で仕込んだ純米酒。
こちらは一回火入れ殺菌タイプです。
生酒に比べるとこちらはとてもクリーミーで丸くふくよかと言う印象です。
穏やかですが、瑞々しいGフルーツのジューシーさと、苦渋を伴うしっかりとした辛さがあります。
旨味もまろやか、そこに見張り役の辛さが最後まで付き添います。
冷やも勿論、常温、ぬる燗も美味しく頂ける美味しい仕上がり。
年を追うごとに、完成度を増して皆様のお口へ。
ラベルも一新、信頼の永寶屋ブランドです。