本日8月24日入荷のお酒をお知らせいたします。
■彌右衛門タクマ米■
原料米:有機栽培喜多方市高郷地区産夢の香
精米歩合:非公開
日本酒度:非公開
度数:17度
出荷本数:230本
本体価格:2500円(1.8L)
彌右衛門シリーズから登場の1本。大和川酒造杜氏「佐藤哲野」氏、喜多方市高郷地区の農家「齊藤琢磨」氏、わたくし「白井與平」の3人は喜多方で毎月開催しているDJイベント「DON’T ASK」のメンバーです。齊藤氏が栽培した酒米を大和川酒造が醸し植木屋が売るという構想を以前より話しておりまして、今回形となったのがこのお酒です。お米は喜多方市高郷地区で収穫した無農薬栽培の「夢の香」。昨年秋に収穫後、放射能検査の後大和川酒造で醸造。26BY純米吟醸スペックの1回火入れ無濾過原酒。敢えて特定名称表示は致しません。
旨み、高品質を余すことなく瓶に詰めたような口当たり。開けたてはガスっ気を感じるほど新鮮です。リンゴやチェリー、コーラを思わせる甘酸っぱい含み、まだまだ青いしっかりとした苦酸と、うっすらと落ち着いた甘味のコントラストが見事です。伸びていくボディは力強い酸がリード。完熟1,2歩手前の苦渋からくる辛さが、確かなドライ感を決定づけます。奥にある甘味はこなれていて、且つ充実感のある実の詰まったしっかりとしたもの。
全体的にスッキリと頂けますが、野恩系の凝縮感のしっかり感じられる旨味はこのお酒にも十分表れています。
のど越しの辛さとキレ、余韻に感じるコーラの様なノスタルジーな感じも大変魅力的です。冷たく召し上がる際は、冷やし過ぎずに10度~15度くらい。常温や御燗も◎。また更なる熟成も見込め、常温放置でも美味しくなりそうなポテンシャル。今期就任した佐藤哲野杜氏の狙い通りの仕上がりです。
商品名は栽培した本人の名を冠して「彌右衛門TAKUMAMAI」。アヴァンギャルドなラベルも齊藤氏本人によるものです。
そしてお待たせいたしました「ねり粕」入荷です。最初に届いたのは植木屋では普通酒のシュアNO1を誇る名倉山酒造さんの吟醸粕です。まとめ買いの方のご相談にも応じますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
8月のお休みは、2日、3日、9日、15日、16日、23日、30日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。