本日の入荷をお知らせいたします。喜多方市大和川酒造酒造さんからひやおろし登場です
■弥右衛門純米辛口ひやおろし■
商品詳細
原料米:夢の香60%精米
日本酒度:+8
酸度:1.7
アルコール度数:16度
火入れ:1回(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:2,800円(1.8L)、1,400円(720ml)
夢の香米で仕込んだ定番辛口純米酒の1回火入れ秋のひやおろしです。
梨やリンゴを思わせる瑞々しい口当たり。端正な甘さのライト~ミディアムボディ、熟成による落ち着きも感じながらも、フレッシュさを残した滴るジューシーなボディ、リンゴの爽やかな酸と苦み、しっかり広がる辛さがドラマチック。登熟の甘さ<辛味のバランスで、丁度良い飲みごたえ感です。喉ごしキレ良く余韻の辛さが心地よく〆てくれます。
派手過ぎないまとまり方で食中酒としても◎、素晴らしい仕上がりです。
9月27日(土)は、大和川酒造挙げての蔵開きイベント「コメとカンパイ」です。店主も純米ボーイズで参加いたします。詳しくは下の画像をクリックください。沢山のご来場をお待ちいたしております。
続いてはしばらく品切れしておりました通い袋です。東京は高円寺菅家酒服店さん製、アップデートして再入荷です。
デザイナー菅家くんと相談して作った一升瓶サイズの通い袋です。一升瓶が丁度すっぽり収まるサイズです。柔らかいコットン地に赤べこの刺しゅうのワンポイントです。色は3種類、生地により価格が変わります。赤べこのイラストは世界を股にかけて活躍中の画家中村譲二氏によるものです。丈夫な縫製は菅家君本人によるもの。確かな品質をお手に取ってご覧ください。
長野県野尻湖ヤマトウミのちゅんさんからニューカマーです
■YAMATOUMI YOMO-YAMA 37度(500ml)■
商品詳細
distill date : 2025年7月14日
batch No. : 2
lot : 428本
アルコール度数 : 37%
base spirits : 粕取り焼酎 大信州酒造(長野)
botanical : ソウラヨモギ、ジュニパーベリー
クール便設定:無
本体価格:7,000円(500ml)
Distillers note:
今年も作りました、謎色の謎の液体。昨年は、「やってしまいました。過去最高に訳のわからないものを作ってしまいました。」と書き始めたこの文章ですが、狙って作った2年目の今作は自信を持ってご案内させていただきます。
とても怪しく濁ったこの液体は、昨年とはベーススピリッツを変更し、山形「磐城寿」の粕取り焼酎と喜久水酒造の麦焼酎原酒ブレンドし、蒸留所から湖の対岸に見えている戸隠山で採取された、「ソウラヨモギ」とジュニパーベリーを加えて蒸留した後、さらにソウラヨモギを浸漬してあります。
戸隠でソウラヨモギと呼ばれるこの植物は、恐らくオオヨモギの亜種だと思われるのですが、メントールの含有量が多く、一般的なヨモギと比べるととても爽やかな香りがします。昨年同様、草っぽさと滋味、爽やかさが調和していて今までのYAMATOUMIのボトルの中では抜群に和食に合う仕上がりとなりました。
いつも通り、ストレートでも口当たりがいいようにアルコール度数は37%と他のスピリッツに比べて低めにしてありますが、もはやそういう問題ではない気がしています。なかなかハードルは高いと思いますが、蕎麦湯で割るとものすごく美味しいです。地球を飲んでいるような、温泉を飲んでいるような。。。もちろんロックやソーダ割りでも全然美味しいので、是非色々試してみてくださいね。
ラベルの文字は、戸隠で「手打ちそば岳」を営む曽根原功さんに書いてもらいました。彼は蕎麦や書道だけでなく、山菜、キノコ、竹細工など戸隠山にある様々な事象に造詣が深く、尊敬できる友人の一人です。最近は人間よりも土着の精霊なんじゃないかとも思うこともちょいちょいあります。使用しているソウラヨモギのほとんどは彼が採取してきてくれたものです。
もちろんラベルにはGINと書いてありませんし、これは多分ジンではないです。僕は本当にジャンルはなんでもいいです。
収穫、蒸留、瓶詰め、ラベル貼り。全て手作業でコツコツとやっております。多少のズレ、ブレ、歪みは手作りの温かさと捉えてご容赦ください。
YOMO-YAMA。霊峰、戸隠山の爽やかな精霊(スピリッツ)達に敬意を込めて皆様の良い時間のお供になれば幸いです。
見た目に反して美味しいですよ。
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