商品色々と入荷になっておりますのでひとつづつご紹介申し上げます。まずはお待たせいたしましたの「辰泉」さんよりプリミティブです。
■2017辰泉プリミティブ純米76■
スペック:純米酒1回火入れ
収穫年:2016年
醸造年:2017年
原料米:京の華・夢の香 76%精米
度数:16度
日本酒度:+1
酸度:1.8
火入れ:1回生詰め(要冷蔵)
出荷本数:500本(1.8L)、500本(720ml)
本体価格:2,550円(1.8L)、1,300円(720ml)
「原初の、根源的な」と言う意味を持つ「プリミティブ」名を冠した新シリーズです。収穫年別のリリースをしていきます。辰泉酒造の新しい挑戦、酒米をあえて削らず野趣あふれる米の旨味・甘みを引き出すと同時に、爽やかな酸で雑味を抑えモダンな食中酒を目指しました。日本酒の原点とは?と言う根本的な問いへのアプローチです。
瑞々しい甘みと軽やかな熟成感を感じる口当たり。舌にしっとり馴染む安定感の柔らかな旨みに、効果的に利かせたスパイシーなコク、高めの酸が上手にまとめ全体的に軽やかでシャープにまとめています。フレッシュな瑞々しさを残し、上手く味を枯らし、甘みも抑え辛さを立たせた稀なバランスがダントツの個性。冷や・常温・御燗も変わっていく表情も見ものです。是非是非お楽しみいただきたい1本です
どぶろくに続き谷さんにお願いしておいた甘酒も届きました。水も使わない米麹だけで仕込む甘酒です。
■會津あまざけ「Guminokihara」(900ml)■
植木屋特注品
品目:あまざけ(ノンアルコール)
原料米:会津河東町産五百万石100%
原材料:米麹(会津産)
管理:常温(開栓後は要冷蔵)
本体価格:1,000円(900mlパック詰め)
どぶろくの製造免許をもつ谷さんがつくる甘酒は、会津地方では広く使われている酒造好適米「五百万石」で作った米麹のみで仕込みます。糖類の添加も無し・仕込水もつかいません。糖度は21度でストップさせます。甘すぎない爽やかな甘み、とろとろに柔らかくなった米粒が口中とろけます。正しくおこめジュースと言った自然な仕上がり。添加物の入っていない甘酒はこれだけピュアな味わいなんです。是非その舌でお確かめください。ドブロク同様製造ロットが小さい為、1回の仕込で900mlで20本前後。随時製造をお願いしていきますので品切れの際は次回入荷まで少々お待ちください。表ラベルはどぶろくの色違い、谷さんの集落株梗木原(ぐみのきはら)から見る夏の会津磐梯山をイメージしました。
会津娘さんよりねり粕も届いております。
■会津娘のねり粕(500g)■
原材料名:米・米麹
内容量:1kg
保存方法:冷暗所
本体価格:280円(500g)容器は丈夫なプラカップです
会津娘「髙橋庄作酒造店」さんのねり粕です。冬場酒を搾る際に出来た板粕(バラ粕)を、酒精などをしひと夏熟成させ栄養価を高めた柔らかい状態の粕です。レシピも豊富にあり、粕汁、野菜や御魚を漬けたり、ご飯に掛けたり・・どうぞお上がり下さい。グーグル検索「酒粕レシピ」
栄川さんより、龍が沢熟成生原酒も届きました。約10か月間マイナス温度で貯蔵熟成させました。今回は720mlのみ少量の御案内です。以下出荷時の御案内です
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■會津龍が沢純米吟醸生原酒■
原料米:会津産美山錦45%精米
度数:17度
日本酒度:+2
酸度:1.5
火入れ:なし
本体価格:1,375円(720ml)
栄川酒造さんの別ライン「會津龍が沢(あいづりゅうがさわ)」。「龍が沢」とは「日本名水百選・磐梯西山麓湧水群」を代表する湧水の名称です。山紫水明の会津磐梯山の麓にて、この名水を仕込水に会津の米で仕込む酒、それが「會津龍が沢」です。ラベルも会津のデザイナー斉藤志登美さんによるもので、すべて会津に拘りました。
新酒初しぼり生原酒になります。昨年より精米歩合を上げてなんと45%精米!一升瓶3,000円でお釣りが来ます。
鑑評会出品酒かと思うくらいのふわりと上品で軽やかな吟醸香、中身の詰まった充実感を感じながら綺麗な甘みと透き通る旨味、柔らかい酸と辛さがドラマチックに流れていきます。のど越し・余韻の辛さも盃を早めます。3,000円しないお酒で、このポテンシャルは文句なしダントツ一等賞。和食と併せて頂いて下さい。栄川さんしてやったりの1本です。
最後に写楽定番の純米吟醸酒も本日入荷になっております。店頭販売のみ、ひと世帯に付き、いずれかのサイズ1本の販売と致します。何卒宜しくお願い申し上げます。本体価格3,200円(1.8L)、1,600円(720ml)