3.11メモリアル酒「ゴールデンスランバ2020」

東日本大震災から丸9年を迎えるに当たり「磐城壽」鈴木酒造店様よりメモリアル酒「ゴールデンスランバ」入荷いたしました

「ゴールデンスランバ」は、「献杯酒」としてのコンセプトは残しつつ、「メモリアル酒」と表記を変更いたします。被災地では個別化が深刻となって来ており、また被災地間でも復興への足音が揃わず、一方では文化寸断と、時間経過と言うものに残酷さを感じる次第です。被災地を含めたより多くの人たちが想いを一つにし、同じ時を刻み、寄り添い、明日のための語らい場を一つでも多く創ることを実行委員一同、強く願っております。今年は新たに伝統というエッセンスを加えました。震災を風化させず、亡くなった命と今ある命を尊びそして結ぶことこそが、このお酒の使命と考えております。本年も宜しくお願い申し上げます。

 3.11メモリアル酒「ゴールデンスランバ」実行委員会一同

銘々縁起
千葉県から東北の太平洋沿岸には広く安波信仰が残っております。浪江町請戸蔵の地区鎮守である苕野(くさの)神社は式内社で、毎年2月に大祭である安波祭が執り行われておりました。地元では「安波様(あんばさま)」と呼ばれ、近県の漁業関係者等からも信仰を集めた賑やかな祭です。また、本企画発案者である山形市「正酒屋六根浄」熊谷様の出身地である気仙沼にも安波山があり、同様の信仰の場となっておりました。それぞれの頭文字を取った「S×Rの安波」からビートルズのゴールデンスランバーを連想しました。歌詞が「かつてそこには故郷へと続く道があった かつてそこには家へと続く道があった」から始まるあたり、単なる偶然とは思えませんでした。「あんばさま」が今回の酒を導いてくれた、そう感じています。※この酒は東北太平洋沿岸の安波信仰が残る各お社様に奉納した後、出荷させて頂きます。

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東北のものを用いて、清々しい明るさを持つ酒質を目指しました。今期も生もと造りです。
解禁日:3月11日
仕込み:R1BY42号仕込み
スペック:生もと造り純米吟醸生酒
原料米:福島市産「夢の香」100%使用(契約栽培米100%) 
精米歩合:55%
酵母:協会6号 
度数:15度
火入れ:なし(本生)
出荷本数:1,500本
本体価格3,000円(1.8L)のみ

飲食店用GスランバメニューPDFファイルです。ダウンロードしてご自由に御使い下さい

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