9月1日、秋の商品が続々発売となりました。ひとつづつご紹介申し上げます。まずは市内名倉山酒造さんよりお待たせしました吟醸酒粕です。
■名倉山 吟醸酒粕■
原材料名:清酒酒粕
本体価格:1,980円(4K詰め)、650円(1K詰め)
会津若松市千石町「名倉山」酒造さんの吟醸酒粕です。酒通の間で、評判なのがこの名倉山の吟醸粕です。冬場酒を搾る際に出来た板粕(バラ粕)を、酒精などをしひと夏熟成させ栄養価を高めた柔らかい状態の粕です。レシピも豊富にあり、粕汁、野菜や御魚を漬けたり、ご飯に掛けたり・・どうぞお上がり下さい。
南会津町会津酒造さんからは秋酒が2種同時リリースです
■山の井[黒]秋■
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
度数:15度
精米歩合:60%
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(720ml)
純米大吟醸・純米吟醸・純米酒を独自にブレンドいたしました「山の井・黒」です。柔らかく綺麗で飲みやすさの中に複雑で面白い味わいに仕上げました。他色々なブレンド酒を飲まれたことのある方はわかられるかと思いますが、単一商品にはない素晴らしい奥深さ・旨味があります。口当たりから広がる大吟醸らしい高貴な香り、純米酒らしい旨み、間を埋める純米吟醸酒の奥深さ。どれも喧嘩することなく大変丸くまとまっています。単一タンクでは表現しえない香り・甘み・コクの奥深さとのど越しの切れ、締まりの良さも大変お見事です。年々完成度を挙げています。山の井黒、余裕の優勝です。
■凛ひやおろし原酒■
規格:普通酒
原料米:夢の香65%精米
度数:17度
火入れ:1回
本体価格:2,700円(1.8L)、1,300円(720ml)
毎年12月に蔵で一番最初に搾った原酒を一回火入で、一定期間冷蔵庫に低温貯蔵し熟成させ、秋に「ひやおろし」として出しているお酒です。約半年間貯蔵させたことで、非常に奥深くやわらかに仕上がりました。口当たりの良さ、甘みは瑞々しく綺麗にダイエットできました。透明感も増した魅惑のボディ、枯れた甘みの広がり方、後から来るスパイシーな渋辛さも上手にレイドバックしました。甘みに鮮度も残しているので、伸びる伸びる深いボディにうっとりします。味のメリハリもありつつまろやかで飲みやすい仕上がり。会津の秋酒らしいこの凛はTVで太田和彦さんも太鼓判を押したのもうなずける味わい。沢山お酒を飲んでこられた左党の皆様にご納得頂ける素晴らしい味わいです。
市内辰泉酒造さんからも秋あがり純米酒
■辰泉純米秋上がり■
麹米:会津産夢の香(精米歩合60%)
掛米:会津産コシヒカリ(精米歩合63%)
度数:15-16度
日本酒度:±0
酸度:1.5
火入れ:1回(生詰め要冷蔵)
本体価格:2,400円(1.8L)、1,300円(720ml)
出荷本数:1,000本(1.8L)、900本(720ml)
會津産米を100%使用した寒仕込みの純米酒を初春に搾って、火入れ(加熱殺菌)後に蔵内でひと夏の間、常温貯蔵・瓶熟成致しました。イキの良さが落ち着いてきました。細くなった甘みにキリリとした酸と苦みが心地よい口当たり。口当たりは軽く透明感に溢れています。酸の立ち方、辛味と苦みは鮮度を保っていてシャープな印象。甘みにはほんのりの熟成感を乗せて全体的にニートで軽く飲みやすい仕上がり。甘さが控えめなのも好印象、食中酒として最適です。冷やからお燗まで存分にお楽しみください
そして市内鶴の江酒造さんよりひやおろし
■会津中将特別純米ひやおろし■
麹米:福島県産五百万石
掛米:福島県産タカネミノリ
精米歩合:55%
度数:16-17度
日本酒度:+1
酸度:1.6
火入れ:1回(要冷蔵)
本体価格:2,800円(1.8L)、1,500円(720ml)
9月より出荷になります秋の「特別純米酒ひやおろし」、特約店限定の取り扱いです。その年の気候で熟度も変わってくる事が必要であるという考えから、鶴乃江さんではひやおろしは常温のタンク貯蔵。正しくひやおろしそのものの仕上げ方です。程よい熟成感、梨やオレンジを連想させる華やかすぎない優しい香り。極上の柔らかい甘みは軽やか、純米酒らしい旨味もしっかり乗せています。角のないまろやかさに程よい酸が輪郭を引き立たせ、品の高さを感じさせます。のど越しの切れも良く余韻も柔らか。冷やからぬる燗ぐらいでとても美味しく頂けます。ひやおろし大本命、今年も大変すばらしい仕上がりです