本日の入荷「磐城壽」

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山形県長井市にて酒造りを行われております福島県双葉郡浪江町鈴木酒造さんより、秋のご提案酒ほか数種入荷でございます。
まずは写真の24BY山廃純米大吟醸山田錦

24BY仕込み39号
原料米:兵庫県産山田錦45%精米
酵母:協会9号
度数:16.2度
出荷本数:一升瓶換算600本
本体価格:5,000円(1.8L)

1年半氷温で貯蔵したお酒です。若干の若さを残しつつ整った旨みは他にない存在感を示します。冷やからひと肌、燗と時間を掛けて飲んで頂きたいお酒です。(蔵元案内より)
山廃仕込みのリッチでインパクトのあるタッチに圧倒的な味の密度と余韻を持つ純米大吟醸酒です。熟成感とそれに相応しい枯れた味わいを大切にした伝統的な酒の美意識を第一としています。ほのかな吟醸香が清々しく緻密な味がつながっていく懐深いお酒です。




続きまして磐城壽赤ラベル山廃純米原酒25BY40号タンク

仕込み25BY(436,38,39,40号)
原料米:山形県産出羽の里100%
度数:17.5度
日本酒度:±0~3
酸度:1.7-1.9
貯蔵:常温熟成
本体価格:2,700円(1.8L)、720mlはございません
出荷本数:3500本限定

秋の熟成スタイルを従来ながらの「純米原酒」で表現しているのがこのお酒で、磐城壽さんの秋のお酒となります。落ち着いた風味、秋の味覚と御燗での提案が楽しい表現です。密度のある酸と濃純な味わいが特徴です。冷や・常温・ぬる燗でお楽しみ下さい。


そして磐城壽限定純米酒「空水土(そらみずつち)」

原料米:福島県産山田錦100%使用
精米歩合:63%
度数:16.2度
日本酒度:±0~+3
酸度:1.6~1.8
酵母:請戸蔵山廃酒母分離株A-6
出荷本数:1500本(福島県内限定出荷)
本体価格:2,600円(1.8L)
蔵元案内より
このお酒は、福島市松川町水原地区にて栽培された山田錦を用いて仕込んだお酒となります。栽培を手がけた丹野さんは酒造好適米の育成に成功するなど、酒米の栽培をメインに広く県内の酒造家に酒米を供給されてきましたが、原発事故の影響にて栽培委託が激減、農家としての存続も危ぶまれる事態となってしまいました。そのような逆境でも、未来志向にて自らが育った大地の現状と思いを世に伝えること、また次代に繋げる為に、同じ福島市にて「もっきり会」という酒の会を運営する前田さんを通じ、山田錦の種もみを大阪の銘醸蔵さんから入手、現在に至ります。
以前より弊社では前田さんから醸造の依頼を受けておりましたが、震災を挟み実現できずにおりました。今回この山田錦を機会に、改めて前田さんが発起人となり昨年12月の発売となった次第です。
裏張りの「空水土」は前田さんのお父さんの筆によるもので、、ほんとうの空・水・土を取戻し、震災前より私たちの故郷を誇れるものにしよう!という願いが込められています。美しい故郷を、次代に自信を持って伝えていけることができるよう、この酒が未来志向の彼らの米つくりと人づくりの前向きな姿を伝え、彼らの活動の一助となればと思っております。
酵母は請戸蔵の山廃酵母から分離した中で一番古典的な性格を持ち、熟成向きなA-6株を使用、山田錦と熟成の相性を考え選択。一人でも多くの方に、前向きに進む人たちの心意気をお伝え頂ければ幸甚です。
陽が明るく降り注ぎ、爽やかな風が抜け、輝きながら流れる水。この昔から変わらない美しい風景を持つのが福島市松川町水原地区です。この素晴らしい良い大地いっぱいに広がる水田で育ったのが、このお酒の酒米「山田錦」です。古より空と土の間に水が流れ豊かな実りを約束してくれる大地が、再びこの水沢地区より拡がり、多くの福島の人たちに恵みを運んでくれることを願い、福島市の愛飲家と水稲栽培農家さんと共に企画し醸したお酒です。

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10月のお休みは5日、12日、13日、19日、26日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。

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