本日の入荷

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3月10日本日の入荷をお知らせいたします。
■甦る純米吟醸酒■思いやりと心意気の輪は限りなく
原料米:さわのはな55%精米
原料米生産者:福幸ファーム
日本酒度:0~+2
アルコール度数15.5度
酸度:1.4~1.6
発売本数:一升瓶換算3,000本
本体価格:2,600円(1.8L) 1,400円(720ml)
元々このお酒は鈴木酒蔵さんが蔵を受け継ぐ前の「東洋酒蔵」時代に、山形県長井市が循環型社会(農業)を目指し、一般家庭ごみを回収し堆肥に換え、農作物や加工品を作る「レインボープラン認証」を受けた「さわのはな」米を使用し販売しておりました。福島県内から長井市に避難した方々が、「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け「福幸ファーム」を運営し「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を作っております。避難者である福幸ファームの方々が「郷の粋」である農業にて積極的に地域コミュニティに加わり交流する姿を見て何か蔵元で出来ないかと考えていた折に、「さわのはな」米での醸造以来を受け、販売にいたりました。原料米の「さわのはな」はレインボープランの認定基準をクリアーした認証米になります。このお酒はいわば避難者が手がけたお酒です。別々の故郷を持ちつつも長井の土で、生きる思いを胸に決め、これに応える様に長井で長年親しまれ何時しか幻の米と呼ばれるようになった貴重な「さわのはな」の種子を農家さんから特別に譲っていただきました。また事有るごとに農業指導してくださった御厚意の詰まったお酒です。避難者の方が、人とのふれあいを通し気持ちの交流の場を得て益々活動の場が広くなっていってくれれば、そして陽の循環の輪を具現した酒にこの新「甦る」がなれればと思うお酒です。

震災から時間が経過し避難者の方々の状況も複雑化している中、4年目となる今回は、長井市での田植え・稲刈りと多くの参加者を得て無事原料米「さわのはな」の収穫が出来ました。10月から11月にかけて3本のもろみを仕込み雪室に貯蔵しております。このお酒は避難児童・生徒たちの支援の酒として避難児童の野外活動支援や福島・宮城の仮設住宅でのワークショップ等の活動をされているNPO「葉っぱ塾」さまへの支援予定で、二本松市内で再開した浪江中学校・浪江小学校・津島小学校へ学校図書として寄付が予定されております。

震災から5年を迎えますが、避難者の方々の状況はその置かれている立場で益々複雑化し、原発災害の根深さを改めて痛感させられます。田んぼから始まる「甦る」の製造・販売を通じ、震災を忘れず微力ながら被災者への明日への一歩へ繋げる事、陽の循環を目指しますので、変わらぬお力添えを頂戴し、一人でも多くの方へお伝え頂けます様宜しくお願い申し上げます。人の暖かさ・強さを感じさせてくれる1本、27BYは震災丸5年をむかえる3月11日より販売開始です。

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続きまして
■大和屋善内純米生詰め■
原料米:喜多方産五百万石60%精米
アルコール度:15度
日本酒度:-1
酸度:1.6
アミノ酸度:1.1
本体価格:2,500円(1.8L)、1,250円(720ml)
定番商品となります純米酒、生詰めタイプの「大和屋善内(やまとやぜんない)」です。27BYは活性炭濾過・フィルター濾過も一切しておりません。瓶底にオリが出ることがありますが米由来の成分ですので安心してお召し上がりください。立ち香は控えめ、ナイアガラブドウを思わせるジューシーな甘さと含み香。とげとげしない非常につるつるとした滑らかな善内らしいボディ。可憐な甘さと酸、角のない丸さで爽やかに軽やかに杯が進みます。輪郭をなぞってくる辛さはのど越しにも締りを持たせ、ドライな辛口で絞めてくれます。善内の特徴である嫌なクセの一切ない甘みのクリアーさは年々レベルアップ。是非ともお試しください、どうぞ宜しくお願いいたします。


3月の店休日は6日、13日、20日、21日、27日です。 実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。

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