明日6日の新酒を楽しむイベントが終了後に解禁となります、天明さんの28BY新酒です。会津では一番早い新酒のお目見えとなりました。今シーズン28BYの仕込に備え曙酒造さんでは、上槽タンクサーマル化3台。搾り機「水槽」の新設、押槽の改装、槽場の冷凍庫化、旧仕込み蔵の改装、米倉庫の冷蔵庫化、-10度の超低温冷蔵庫の新設を行い、「旨甘酸のバランスと日本酒に流れる季節感と、天明らしい透明感の最大化」を目指して参ります。届いております新酒零号も新しい設備が十分に生かされたものになったのではないでしょうか。明日は当店定休日の為、11月7日より販売開始です。
■28BY新酒!天明中取り零号■11月6日午後3時解禁
スペック:おりがらみ本生純米酒
原料米:2016年産会津坂下産瑞穂黄金65%精米
酵母:協会9号+自社N
日本酒度:-3
酸度:2.0
度数:17度
火入れ:なし(無濾過生原酒おりがらみ)
本体価格:2,434円(1.8L)、1,217円(720ml)
東北地方で、一番早く収穫が行なわれる極早生品種「瑞穂黄金-みずほこがね」。28BYもこのお米でスタートです。口火を切る零号のカギは”酸と甘・旨のバランス”です。天明シリーズ最高の酸度と一番の甘み、そして食米「瑞穂黄金」の旨味。バランスをしっかりと取りながら天明らしい透明感の上で表現いたしました。
《瑞穂黄金みずほこがね》
平成5年の冷害の年、坂下町の猪俣徳一商店(天明の五百万石、亀の尾の栽培もお願いしている)先代会長が、“ひとめぼれ”の水田で通常より早く実っている一本の稲穂を発見。低温が続き周りの稲が青々としている中、その稲穂だけが黄金色に実って垂れていたという。その後、他品種と雑交配しないように、大切に大切に育て、“瑞穂黄金”の名称で新品種として平成14年に登録。 米どころでありながら新米の収穫が遅い東北地方において、“八月”という早い時期に収穫される大変珍しく、食味に優れた貴重なお米です。
杜氏曰く今期は何の不安もなく仕上げられた1本との事。含みは新酒らしいほんのりの苦みとフレッシュでフルーティな甘み。天明で一番高い酸味と一番甘い日本酒度のバランスはお見事で、軽やかで爽やかな仕上がりとなっています。11月早々の新酒ですが、十分飲み頃で届いております。昨年の上を行く素晴らしい仕上がり。まずは天明ヌーヴォで28BYお楽しみください。
11月の店休日は6日、13日、20日、27日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。