本日の入荷をお知らせいたします。最初は会津坂下豊国(豊國)酒造さんよりじっくり寝かせたR6byの山廃純米
■豊國純米酒山廃仕込み福乃香■
商品詳細
原料米:福島県産福乃香55%精米
度数:17度
火入れ:2回
クール便設定:無
本体価格:3,700円(1.8L)、2,000円(720ml)
福島県県産福乃香米で仕込みました山廃仕込みの純米酒。春先に火入れ、プレート式熱交換器による急冷を行った後、マイナス5度でタンク貯蔵。酒質の安定と適度な熟成を両立させています。
梨やメロン、リンゴを思わせる瑞々しく軽やかな含み、香ばしいスパイス感が見え隠れする綺麗な口当たり。甘さは潤いがあり薄く透き通る福乃香らしいライトボディ、仄かな熟成感のあるナッツ系の旨み、山廃らしい凛々しい酸、香ばしい苦みと渋み、確かな辛さが全体を覆います。辛味もとげとげしない優しい強さなのも貯蔵熟成のお陰。喉ごしスッキリ、余韻も辛めです。熟成によって透明度があがり、まろやかさが増しました。味も若干痩せて心地よい辛さが綺麗です。冷やと燗で表情も変わります。是非色々お試しください。
南会津町マウンテンブルーイングさんからはニューカマーが2種
■GRULEUR缶(350ml)■
商品詳細
Style:Gruit
原材料名:麦芽(ドイツ、イギリス製造)、小麦麦芽、小麦、ハーブ/炭酸
アルコール度数:6.0度
本体価格:603円
*一升瓶などと一緒に発送可能です。梱包サイズの計算は一升瓶1本=缶ビール6本と換算下さい
今年の春から、工場から車で10分ほどのところに小さな畑を借りました。農作物からお酒はできているということを、少しでも感じれるように、まずは自分たちの範囲で、原料や土と触れ合ってられるものを始めようということで、今年はハーブを9種類植えました。そのうちの7種類をフレッシュなとれたての状態で使用したビールになります。
今回仕込んだスタイルのGruit/グルートとは、
15世紀ごろのビールにホップが使用される以前に、ビールを醸造する際の味付け、香り付け、腐敗防止のために薬草などを用いて醸造されてたビールのことです。もともとGruitというスタイルに興味もあったのと同時に、この手塩にかけて育てたかわいいハーブたちを存分に感じられるスタイルとはと考え、今回仕込みました。このホップフォワードの時代に、はたして受け入れらるかは不安なとこではありますが。
今回使用したハーブは、ホワイトセージ、レモンバーベナ、ヤロウ、オレンジミント、カモミール、ニガヨモギ、ホーリーバジルの7種類。仕込みではは、ホップ由来の苦味や口に含んだ時の香りの厚みをどうカバーするかという点も意識しレシピを組みました。
まずは、苦味ですが、これはニガヨモギで。
ニガヨモギの苦味を調べようと思い、お湯で煮出して飲んでみたところ、まあもう飲めたものじゃないくらい苦くなりまして、今回はだいぶ控えめに使ってみました。
温度が上がってきた状態で、ビールを飲み込んだときに、ヨモギの風味をキャッチできますが、正直、もう少し入れてもよかったかなと思っています。
全体的な厚みですが、これは、度数を6%(うちは5%台のビールが多いので。でも7%はちょっと違うなと思い)にすることに加え、麦芽の半分以上を小麦麦芽とフレークドウィートにすることにより、味でふくよかな厚みが出るようにしてみました。
最初はオレンジのような柑橘系に、甘やかな香り、ハーブや花の香りがいっぱいに広がります。味わいは、小麦たっぷりの丸い味わいに、どこかサイダーを思わせる印象。清涼感もどこか感じられます。ドライだけど薄くない仕上がりですになっています。最初こそ派手ですが、飲み口は割と落ち着いているかと。ホップを使ったビールとは、また違う表現ができたのではと思っています。
例えば、ホップを使ってレモンのような香りを目指すなら、ハーブのレモン系の香りがするものを代わりに使えばいいんじゃないかと思っている節もありましたが、今回の仕込みで、またビールを醸造するおもしろさを感じれた気がします。ハーブはハーブで好きだし、やっぱりホップもいいよな〜なんてことを思うのでした。
■H.O.P.缶(350ml)■
商品詳細
“H.O.P./Hang Over Pils”
Style:Fresh Hop Pils
原材料名:麦芽(ドイツ産)、ホップ/炭酸
アルコール度数:5度
本体価格:603円
*一升瓶などと一緒に発送可能です。梱包サイズの計算は一升瓶1本=缶ビール6本と換算下さい
友人の千本木さんが、ビール工場から徒歩10歩の畑で育てている、フレッシュホップをふんだんに使用したピルスナー。2年目となるホップ畑、メインはザーツ。残りは、ファグル、センテニアル、トライアンフと全部で4種類を組み合わせました。さまざな国にルーツを持つホップを使用した、今年の南会津の味になったのではないでしょうか。
ハーバル感に小さい蜜柑の香りを感じながら飲んでいくと、フレッシュホップ独特のみずみずしさがあり、どこか白葡萄をも思わせる香りも感じます。苦味も控えめで、しっかりと麦の味や厚みを感じられる仕上がりになりました。
H.O.P./ホップ または Hang Over Pils/ハングオーバーピルス
今回のビールの呼称はH.O.P./ホップ ですが、実はこれはHang Over Pils/ハングオーバーピルスを略したものです。



