東日本大震災より明日で丸3年、改めてお悔みとお見舞いを申し上げます。
福島県民として胸中複雑に絡み合うもやもやは一向に解けませんが、輝ける未来を目指して、皆で舵を取って参りましょう。
復興の旗印、浜通り浪江町は「鈴木酒造店」より、「甦る」明日3月11日発売です。
原料米:さわのはな55%精米
生産者:福幸ファーム
酵母:小川酵母
日本酒度:0~+2
アルコール度数15.5度
酸度:1.4~1.6
発売本数:一升瓶換算1,600本
本体価格:2,600円(1.8L) 1,400円(720ml)
このお酒は鈴木酒蔵さんが蔵を受け継ぐ前「東洋酒蔵」時代に、山形県長井市が循環型社会(農業)を目指し、一般家庭ごみを回収し堆肥に換え、農作物や加工品を作る「レインボープラン認証」を受けた「さわのはな」米を使用し販売しておりました。
福島県内から長井市に避難した方々が「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け「福幸ファーム」を運営し「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を作っております。
避難者である福幸ファームの方々が「郷の粋」である農業にて積極的に地域コミュニティに加わり交流する姿を見て何か蔵元で出来ないかと考えていた折に、「さわのはな」米での醸造以来を受け、販売にいたりました。
このお酒はいわば避難者が手がけたお酒です。別々の故郷を持ちつつも長井の土で、生きる思いを胸に決め、これに応える様に長井で長年親しまれ何時しか幻の米と呼ばれるようになった貴重な「さわのはな」の種子を農家さんから特別に譲っていただきました。また事有るごとに農業指導してくださった御厚意の詰まったお酒です。
避難者の方が、人とのふれあいを通し気持ちの交流の場を得て益々活動の場が広くなっていってくれれば、そして陽の循環の輪を具現した酒にこの新「甦る」がなれればと思うお酒です。
今回の原発事故による避難の一番の被害者は子供たちです。
「甦る」の売上の一部を避難児童・生徒の支援に使いたいと考えております。
また自治体を介し、活動や心の支援に充てて頂ければと考えております。
含みは瑞々しく軽やか、開けたてはガスを感じるほどフレッシュです。優しく感じる甘味・香りはGフルーツ・青りんご系。
金魚鉢を泳ぎ回る金魚の様に、口中軽やかに広がる旨味は上品ですっきりそしてフレッシュです。
若い酸味が苦みと辛さをもたらし、味わいに締まりを持たせます。
嫌味なクセもなく、ナチュラルでストレートな旨味、のど越しも滑らかで余韻の辛さが印象的です。
万人に気に入って頂ける、正しくナチュラルと言った仕上がり。
震災丸3年をむかえる、3月11日より店頭・オンラインショッピングで販売開始です。
*一部「避難」が「非難」になっておりました。訂正してお詫び申し上げます。
★頒布会会員様へお知らせです★
今月は名倉山酒造さんの「善き哉」純米吟醸生酒です。現在発酵中でして搾りは来週以降。植木屋入荷が下旬25日前後となりそうです。
ご都合のある方は諸々対応させて頂きますので、お気軽にお申し付けください。
お待たせして申し訳ございません。何卒宜しくお願い申し上げます。
3月のお休みは毎週日曜2日、9日、16日、23日、30日です。実店舗・WEB業務共にお休みさせて頂きます。
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