新酒解禁!天明中取り零号おりがらみ

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昨日、曙酒造さんにて「一番しぼりを楽しむ会2015」開催されまして今年の新酒が解禁となりました。
■天明中取り零号おりがらみ本生純米酒■
原料米:2015年産会津坂下産瑞穂黄金65%精米
酵母:協会9号+自社N
日本酒度:-1
酸度:2.2
度数:17度
火入れ:なし(無濾過生原酒おりがらみ)
本体価格:2,434円(1.8L)、1,217円(720ml)
東北地方で、一番早く収穫が行なわれる極早生品種「瑞穂黄金-みずほこがね」。27BYもこのお米でスタートです。口火を切る零号はは”酸と甘・旨のバランス”です。天明シリーズ最高の酸度と一番の甘み、そして食米「瑞穂黄金」の旨味。バランスをしっかりと取りながら天明らしい透明感の上で表現いたしました。酒造期の出逢いに心躍る感動、支えてくださる皆様へ、曙酒造のお酒を飲んでくださる皆様へ、生まれ育んでくれる郷土・自然へ、「感謝のハート」をしっかりと胸に携え、そして世界中の頑張っている皆様へ熱いエールを込めて。天明27Byスタートです。
《瑞穂黄金みずほこがね》
平成5年の冷害の年、坂下町の猪俣徳一商店(天明の五百万石、亀の尾の栽培もお願いしている)先代会長が、“ひとめぼれ”の水田で通常より早く実っている一本の稲穂を発見。低温が続き周りの稲が青々としている中、その稲穂だけが黄金色に実って垂れていたという。その後、他品種と雑交配しないように、大切に大切に育て、“瑞穂黄金”の名称で新品種として平成14年に登録。 米どころでありながら新米の収穫が遅い東北地方において、“八月”という早い時期に収穫される大変珍しく、食味に優れた貴重なお米です。
できたてのガス感・搾りたてのジュースのように瑞々しい甘み・青々しい若さの苦味。それが透明感の上に軽やかに口に入る我々の予想以上の素晴らしい含み。新酒ながら丁寧な仕込みのおもてなしを感じる口当たりです。
親しみやすい甘さもしっかり感じさせしながら膨らむボディは、甘酸っぱさを満点に広げ、苦味を伴うドライな辛さと共に、綺麗な透明感として爽快に気持ち良く口中を流れていきます。ビリビリくる若すぎる苦味・渋みもなく、甘味の出方も丁度良い、旨くいきすぎているバランス。のど越しも気持ち良く、余韻に感じる若さが何とも心地良い締め方です。
27BY素晴らしいスタートを切りました。ぜひ皆様お試しくださいませ。

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11月の店休日は1日、8日、15日、22日、23日、29日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。

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