本日の入荷


10月17日本日の入荷をお知らせいたします。まずは会津娘さんより明日18日発売の純米吟醸酒が2種。1年に1回の限定品です。以下蔵元からの御案内です。
「当蔵では地元会津の米・水・人で造り上げる『土産土法』をテーマに掲げ、酒造りに取り組んでおります。その『土産土法』の酒造りをより高めていく為、地元会津産の酒米『五百万石』の味わいをより活かせるようになる為に、『五百万石』以外の酒米での酒造りを学ぶことも欠かせないと考えます。21酒造年度より、さるご縁をいただき「山田穂」と「短稈渡船」、ふたつの酒米で純米吟醸酒を仕込んでおります。酒米『山田錦』の直母系父系である「山田穂」と「短稈渡船」、純系種ならではの野趣を感じさせる味わいを是非ご賞味下さい。」

■会津娘純米吟醸山田穂2017■
原料米:兵庫県産山田穂50%精米
日本酒度:±0
酸度:1.4
度数:16度
火入れ:1回
出荷本数:各サイズ600本
本体価格:4,000円(1.8L)、2,000円(720ml)

■会津娘純米吟醸短稈渡船2017■
原料米:兵庫県産短稈渡船(たんかんわたりぶね)50%精米
日本酒度:±0
酸度:1.4
度数:16度
火入れ:1回
出荷本数:各サイズ600本
本体価格:4,000円(1.8L)、2000円(720ml)


続きまして大変好評を頂いております会津ドブロクです。今回は五百万石麹・夢の香掛でお願いいたしました。夢の香の軽やかな酸が爽快な1本。今回も限定15本です。
■會津どぶろく「Guminokihara」(1.8L)■
植木屋特注品

製造者:農家民宿株梗木庵 谷邦弘
福島県会津若松市河東町八田字株梗木原183

品目:その他の醸造酒
原料米:会津河東町産の五百万石と夢の香
原材料:米(会津産)、米麹(会津産)
度数:15度
火入れ:1回(瓶燗火入れ)
管理:常温(開栓後は要冷蔵)
製造日:平成29年10月
賞味期限:平成30年4月30日
瓶詰め本数:15本
本体価格:2,800円(1.8L)

3社合同企画の美山錦純米吟醸の酒米を栽培されております市内河東町の農家・民宿経営の「谷邦弘」さん。谷さんにお願いしまして誂えて頂いた、谷さん栽培のお米100%で仕込んだドブロク瓶燗火入れになります。
谷さんの田んぼは会津若松市河東町八田株梗木原。https://www.google.co.jp/maps/@37.5411484,139.9851698,17z  盆地を見下ろす山際の集落。背中には宝の山会津磐梯山がそびえ立ちます。

会津若松市は平成24年「どぶろく特区」の認定を受け、基準をクリアした方がドブロクを製造できるようになりました。谷さんも数少ないその一人でいらっしゃいます。かつては各家庭で広く製造されてきたドブロクですが、酒税法の改定で免許が無いと密造酒扱いされる様になりました。にごり酒との違いを良く言われますが、お酒を搾る際漉すのがにごり酒、漉さないのがドブロクになります。ですのでドブロクは瓶中米粒が泳いでおります。

全国に名を轟かす福島県ハイテクプラザ鈴木先生の指導の下、完成した1本です。ただ吟醸・大吟醸を目指すのではなく、田舎の民宿で飲める素朴なドブロクの味わいを表現致しました。60kのタンクで仕込むので1回で仕込める量は一升瓶で2~30本です。日本酒と併せて広く流通してもらえるように、本生ではなく瓶火入れ1回で一升瓶に詰めて頂きました。

肝心の味わいですが、生ではないのでビリビリの食感は控えめ、仄かな甘みの芳醇で濃厚な味わいをお楽しみいただけます。お好みでロック・水割り・ハイボール・御燗もお楽しみいただけます。

表ラベルは谷さんの集落株梗木原(ぐみのきはら)から見る冬の会津磐梯山をイメージしました。商品名もそのまま「guminokihara」です。裏張りは地元会津の画家「kengo hirano」さんにお願いして書いて戴きました。

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