会津娘「羽黒西64」純米吟醸2018

来年よりラインナップが変更となる会津娘さんより、その第一歩目となるお酒が今期試験販売することとなりまして本日入荷となりました。
■会津娘「羽黒西64」純米吟醸2018■
原料米:2017産会津産有機栽培五百万石55%精米
栽培圃:会津若松市一ノ堰羽黒西64
酒度:-2~±0
酸度:1.4
アルコール度:16.0
火入れ:1回
本体価格:\2,000(720ml)*この商品は720ミリのみです。

蔵元からの御案内です。
「当蔵では地元会津の米・水・人で造り上げる『土産土法』をテーマに掲げ、酒造りに取り組んでおります。毎年田んぼで強く感じるのは、同じ会津で栽培された同じ酒造好適米が、同じ品種でありながらその中で圃場ごとにすべてそれぞれの個性・特徴、味わいがある事です。その圃場ごとの僅かな個性を会津娘の酒造りにより活かしていきたいと、ここ数年考えを重ねて来ました。そしてこれからの「会津娘」の方向性を、商品を通して皆様にお伝えできるようにしたいと考えています。

この度「土産土法」の酒造りをこれまで以上に深化させ、会津の風土の薫りを酒質に表現できる地酒を目指す為に、今後は単一圃上の酒米から単一のお酒を醸造し商品化していく事を、会津娘の主軸としていく事と致しました。」

今期は試験販売、3年前から取り組んできた単一圃上「羽黒西64」のお酒が限定的ですが一般販売となりした。来年以降、お米以外のすべての要素を画一化(酒の仕込を全く統一)し、田んぼごとにお酒を造り、その田んぼの個性を表現していきます。

この「(会津若松市門田町一ノ堰)羽黒西64」の田んぼは蔵の西に位置し、土壌分布では「関本統」に分類される黒褐色から灰色の壌質を表土、次層に礫質を持つ阿賀川流域の圃上。保水力は高くありませんが水は潤沢、四方風抜けの良い快い田んぼで、2014年より農薬化学肥料不使用、2017年より有機JAS認証取得。大粒で細身、砕けにくく且つ消化性・吸収性が比較的高い「五百万石」に育ちます。

ブルゴーニュワインの畑の格付けと同様の考え方です。今期の「羽黒西64」の味わいをしっかり脳裏に焼き付けてい頂き、来年以降の様々なラインナップを楽しみにお待ちください。

花泉さんからも新商品が届いております。
■花泉純米にごり酒3年熟成■
原料米:すべて会津産契約栽培
麹米:五百万石65%精米
掛米:夢の香65%精米
四段米:ヒメノモチ65%精米
酵母:うつくしま夢酵母
仕込み水:「水源の森百選」の名水「高清水」(全硬度0.5cao mg/dl)
アルコール度:15度
貯蔵:低温3年熟成
出荷本数:430本
火入れ:2回
本体価格:2,364円(1.8L) 720mlはございません。

26BYに仕込みました純米のにごり酒を3年間―5度で貯蔵熟成させました。ほのかな甘い香りと旨み、コクがありながらも花泉らしい後味のすっきりとした甘さが特徴です。燗につけるとふわりと口に広がる甘さが増してやさしく、女性にもおすすめです。
深み・コクを増した極上の1本です。430本のみの発売です、お早めにお願いいたします。

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