先週の全国新酒鑑評会6連覇達成の余韻の中、金賞酒続々発売となります。本日届きましたのが、喜多方市笹正宗酒造さんの出品酒。地元産夢の香米に拘った大吟醸、8年ぶりの金賞です。写真は立役者岩田兄弟。
■ササ正宗大吟醸金賞受賞酒■
掛米:夢の香80%
精米歩合:40%
度数:16度
火入れ:1回
本体価格:7,000円(1.8L)、3,241円(720ml)
29BY全国新酒鑑評会金賞受賞酒
喜多方産夢の香米を主原料に拘り仕込んだ大吟醸です。
福島民報さんより蔵元の金賞受賞時の記事です。
■こうじ管理兄弟の力 8年ぶり笹正宗酒造(喜多方)
喜多方市の笹正宗酒造は「笹正宗」を出品し、8年ぶりの金賞に輝いた。岩田悠二郎社長(31)は「従業員全員で金賞を目標に酒造り作業に取り組んできた。とてもうれしい」と笑顔を見せた。
金賞受賞の大きな力になったのが、2016年から酒造りに加わった兄高太郎専務(33)の存在だ。夜のこうじ管理を悠二郎社長と分担することで管理体制が充実し、きめ細やかな温度調節ができているという。築100年になる酒蔵の洗浄作業を徹底するなど従業員の意識を高め、良質な酒造りを心掛けた。
悠二郎社長は「酒造りは毎回同じようにはいかない」と話し、「続けて受賞することが大切。目標を従業員と共有し、今後もいい酒を造っていきたい」と決意を新たにしている。