会津坂下町曙酒造さんより新商品届いております。まずは数年間の沈黙を破り復活致しました「掌玉しょうぎょく」です。
■天明「掌玉mellowness reborn」■
蔵元案内より
10年前、大吟醸の斗瓶取りを3年以上0℃で熟成をかけた商品を“掌玉”として限定販売しておりました。熟成させるのであれば、“熟成専用の配合”“熟成に向いた米”で、新たなエッセンスとして超低温貯蔵での熟成。そしてそれにみあった技術力。醸造精度に自信がついたときに、再度、製造すべく、掌玉はお休みをいただいておりました。 27BY。すべての条件が準備でき、“新たな掌玉”を生み出すために製造がスタートしました。
「掌」とは〈たなごころ〉大切に育む意味、又はもてなしの心。
「玉」は美しいもの、徳の光をたたえるもの。水、酒にも通じます。
また、緑から熟成を経て茶色に変わる酒蔵の象徴〈杉玉〉の意も。
その2つの意味を合わせた言葉「掌玉」。大切なものを手から手へ大事に伝える。
丹精込めて造られた日本酒の味わい、日本の文化、伝統の心を掌から手へ
感謝と明るい未来への希望を込めて皆様へ。
mellowness =円熟・まろやか・なめらか・陽気・豊潤な。
reborn=生まれ変わり・再生・復活。
天明では、熟成の先にある、より円熟した日本酒を“mellowness”と銘打ち日本酒の底知れぬ可能性を貯蔵管理で表現したいと考えております。
弊社で使用するお米で一番味のり熟成向きな“徳島産阿波山田錦”を使用。麹歩合は今回のみの30%。単独の仕込みを丸ごと1本、-7℃の冷蔵蔵で約3年間、瓶貯蔵をかけました。天明らしい、丁寧で清潔、繊細な仕事から生まれる“透明感”超低温瓶貯蔵が織りなす、豊かでまろやかな“熟成感”。“透明感”と“熟成感”の一体化。新たな熟成酒【ビンテージ】の価値観をここに、ご提案させていただきます。27BY、28BY、29BY、と毎年製造をしております。大事に、大事に、育ててきました。本当に嫌なところがなく、まるみをおびた旨い酒です。
スペック:純米大吟醸超低温3年熟成
原料米:徳島県産阿波山田錦30%精米
日本酒度:-1.5
酸度:1.7
アミノ酸:0.7
アルコール16.2度
火入れ:一回
本体価格:8,000円(720ml)
仕様:夜明け(あけぼの)を模したラベル・しおり・箱入り。ロゴマークを模した、きれにくい袋にはいっております。
そして新酒第2段となります、中取り壱号が早くも登場です
■天明中取り壱号■
スペック:本生純米おりがらみ
使用米:会津坂下産五百万石60%精米
日本酒度:+1
酸度:1.3
度数:16度
酵母:協会9号+自社酵母N
搾り:佐瀬式 袋しぼり
火入れ:なし(本生おりがらみ)
本体価格:2,600円(1.8L)、1,300円(720ml)
中取り零号に続く新酒第2弾です。会津坂下町で収穫された五百万石米を使用し協会9号酵母+自社酵母Nで醸しました。天明スタンダード新米新酒、無濾過オリがらみで瓶詰めした、うすにごりの生酒になります。無理して変わるのではなく磨き上げる。そんな思いで仕込みました。フレッシュで瑞々しいくも優しい立ち香、程よい甘み。透明感のある酒質と天明らしい酸味。しっかりと時間をかけたもろみ管理、出来上がったお酒は天明の本流を行くスタンダード酒です。瑞々しい青りんごやGフルーツを思わせる大変ジューシーな含み。甘みは軽やかで酸はしっかりと。辛さも立たせよりクリアーな透明感溢れるお酒。この時期にしか味わえないフレッシュさが何より魅力の1本です
追記:写楽純米酒12月分12月7日(金)より発売です。純米吟醸おりがらみ壱(720ml)も少量ございます。店頭販売のみ、ひと世帯に付きいずれか1本の販売とさせて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。