「 お知らせ 」一覧

新入荷案内


5月12日、本日の入荷をお知らせいたします。夏のお酒が届き始めました。まずは南会津町国権酒造さん
■紅てふ■
商品詳細
スペック:純米酒
原料米:夢の香80%精米
日本酒度 : +5
酸度 : 1.4
アミノ酸度:1.2
度数:15.5度火入れ:1回
クール便設定:無
出荷本数:各サイズ500本
本体価格:2,300円(1.8L)、1,200円(720ml)

てふシリーズより「紅(あか)てふ」です。福島県産夢の香を低精米80%で仕込んだ純米酒になります。味わい深さを残しつつ辛口の切れのあるお酒です。冷やでお召し上がりください。凛々しいリンゴ系の香り。仄かで瑞々しい甘みがゆっくりと広がります。低精白ですが、奥行きもしっかりと有り、香ばしい苦みと辛さが沁みてきます。味わいの密度感もしっかりと有り、且つスマートに仕上げてあります。ビターテイストな大人の辛口食中酒、海の幸より山の幸が似合う奥会津の国権さんらしいお酒。流石です。


続きまして市内辰泉さん
■ 辰イズムNo4「夏のウマ☆カラ」■
商品詳細
仕様:純米吟醸酒無ろ過生詰め原酒
原料米:会津産美山錦55%精米
度数:16度
日本酒度:+1
酸度:1.8
火入れ:1回(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:2,900円(1.8L)、1,450円(720ml)
出荷本数:460本(1.8L)、480本(720ml)

辰ラベル第4弾、美山錦米で仕込んだ純米吟醸酒。槽しぼりの中取り部分のみを集め、濾過・加水をせず火入れ・瓶詰め・冷蔵貯蔵。暑い季節のの夕涼みに、”爽やかな酸味と柔らかなうまみのハーモニー”をお楽しみください。爽やかなリンゴを思わせる清々しい香り。サイダーの様に爽やかな甘み、鮮やかな酸味の瑞々しい口当たり。甘みもしっかりありながら軽やかで、辛さのエッジも利いた爽快なボディ。喉越しの辛さ、余韻のキレの良さも相まって正しく「ウマ☆カラ」な仕上がり。文句なしバッチリな仕上がりです


そして市内名倉山酒造さん
■月弓夏■
商品詳細
スペック:純米吟醸
麹米:夢の香55%精米
酵母:うつくしま煌酵母
度数:14.8度
日本酒度:-1
酸度:1.2
火入れ:2回
クール便設定:無
本体価格:2,360円(1.8L)、1,280円(720ml)

定番月弓(げっきゅう)の純米吟醸の夏限定バージョンです。キリリと冷やしてフルーティで華やかな吟醸香の爽やかな味わいを暑い季節にお楽しみください。火入れ2回なので香りは穏やかな梨・リンゴ系。丸く柔らかくなった口当たりで、甘みも人懐っこく舌にすぐ馴染みます。透明感のある綺麗なボディに低めの度数ながら、味のメリハリも有りきちんと飲み応えがあります。鮮度を残した酸が全体の流れをまとめ、綺麗なのど越しまでスムースに導いてくれます。飲み疲れしない柔らかさと癖の無さが何より魅力、値段も非常にお得。文句なしおすすめです。


「磐城壽」空水土&アカガネ

浪江町磐城壽さんです。山形県長井蔵の方からお酒が届きました。
■磐城壽アカガネ■
スペック:R1BY仕込み54号生もとつくり純米酒
岡山県産雄町65%精米
度数:16度
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(720ml)

熟成をテーマにメジャーな酒米を用い、密度感を持った味の奥深さとおおらかさを求めたお酒です。日本酒に魅力をより多くの人にと、古来から日本人に親しまれてきた「銅」にあやかり、旧来呼称である「アカガネ」と致しました。みなさまの日常を彩ることが出来れば幸いです。(蔵元案内より)
雑誌dancyu 2017.3月号「愛のある日本酒がほしい。」魚に合う日本酒特集で124本の中から堂々第1位に選ばれました。
以下記事より抜粋
「なかでも燗道具の金属「銅(アカガネ)」の名を持つこの酒は、雄町の甘みと複雑な旨味があらゆる魚の味を受け止める。奇しくも3月11日はアカガネを初めて仕込んだ日でもあったとか。かつて海とともに生きた酒は、いま海を求める酒になったのか。試飲会を終えて銘柄を明かした瞬間、会場は拍手に沸いた。」

■磐城壽「空水土(そらみずつち)」■
スペック:H28BY仕込み59号
原料米:福島市松川町水原地区産 丹野友幸さん栽培その他醸造米「山田錦」
精米歩合:63%
度数:16-17度
クール便設定:無
本体価格:2,600円(1.8L)

陽が明るく降り注ぎ、爽やかな風が抜け、輝きながら流れる水。この昔から変わらない美しい風景を持つのが福島市松川町水原地区。この見晴らしの良い大地いっぱいに広がる水田で育ったのが、このお酒の原料米「山田錦」です。
古より空と土の間に水が流れ、豊かな実りを約束してくれる台地が、再びこの水原地区より拡がり、多くの福島の人たちに恵みを運んでくれることを願い、福島市の愛飲家と水稲栽培農家さんと共に企画し醸したお酒です。
平成28酒造年度の5年熟成酒です。福島産山田錦の力を存分に発揮した磐城壽らしい熟成酒。冷やは勿論、常温やお燗でお楽しみください。


風が吹く[赤]純米吟醸生酒


本日の入荷をお知らせいたします。会津美里町白井酒造店さんより風が吹く赤ラベル発売です

■風が吹く[赤]純米吟醸生酒■
原料:JAS認定会津産有機栽培五百万石50%精米
栽培者:自然農法風の会(会津美里町、会津若松市、喜多方市)
度数:17度
日本酒度:+2
酸度:1.4
火入れ:なし(要冷蔵)
クール便設定:有
出荷本数:1,200本(1.8L)、1,500本(720ml)
本体価格:2,800円(1.8L)、1,400円(720ml)

速醸もとで仕込む純米吟醸酒の生酒「赤ラベル」です。槽で搾った後、澱引きをした火入れなしの本生酒になります。「風が吹く」の入門用と言う位置づけです。潤い溢れた含み、リンゴや梨の清々しい香り、滴るフレッシュジュースの甘さ、苺の甘酸っぱさも感じられる何よりそそられる口当たり。甘みは芳醇ですが非常に上品で軽やか、まろやかさもあり口中は礼儀の正しさが光ります。エッジの利いた辛さがあるので思いのほかシャープ、喉越しキレも良く、余韻の辛さも魅力です。抜群の安定感で今期も100点満点です


新入荷案内


5月7日、本日の入荷をお知らせいたします。まずは浪江町に戻ってのお酒第2弾が登場の「磐城壽」さんです
■道の駅なみえオープン記念醸造酒「プレイボール」(720ml)■
スペック:R2BY純米吟醸
原料米:福島県浪江町産「コシヒカリ」55%扁平精米(福島県酒造組合自主基準10bq/玄米kgの全袋検査クリア)
取水地:福島県浪江町小野田取水場/請戸本蔵の井水と同じ高瀬川水系)
酵母:うつくしま煌酵母
火入れ:1回
度数:15度
クール便設定:無
本体価格:1、500円(720ml)*1.8Lはございません。

福島民友さんの記事より
===============
浪江町の「道の駅なみえ」は3月20日、町伝統の味と技が楽しめる地場産品販売施設「なみえの技・なりわい館」が新たに開所し、グランドオープンを迎えた。請戸漁港で揚がった魚をつまみに、大堀相馬焼のおちょこで日本酒「磐城壽(いわきことぶき)」を飲み、浪江を感じてほしい―。古里で事業を再開した関係者は町のにぎわいを取り戻そうと力を尽くす。
 同館には、原発事故で避難した鈴木酒造店と大堀相馬焼協同組合が入った。いずれも古里での事業再開は10年ぶりだ。 「浪江には農業や漁業など豊かな暮らしがあった。人々の暮らしぶりを酒造りを通じ、ここから発信したい」。鈴木酒造店の社長兼杜氏(とうじ)の鈴木大介さん(47)は力強く語った。
===============

裏張りより
全ての行程を浪江町の新しい蔵で行った記念すべき第1号のお酒[PLAY BALL!!]。試合では日頃の練習ので積み上げた技術とメンタルが試されると元甲子園球児が語ります。新醸造所の技術と歴史の積み上げはまだ緒に就いたばかり。私たちの酒造りが町にどのような影響を与えられるか、町に醸造所があるということの意味と向き合いながら、ハツラツと楽しみながら酒造りを行って参ります。

解説 
大介さんの弟で鈴木酒造店取締役の荘司さんは元甲子園球児。今回のラベルは荘司さんです。浪江町の蔵の仕込みタンクは6本、2巡目最初の仕込みが今回のプレイボールです。前回の機関始動は、TM-1酵母の澱がらみ生でしたが、今回はお米は同じ浪江町産「コシヒカリ」、うつくしま煌酵母で仕込む火入れ酒です。

コシヒカリらしからぬ吟醸感。瑞々しく透き通る可憐な甘みと清々しい香りの口当たり。酸も若く張りがあり落ち着いたボディに気持ち良く広がります。ボリュームはミディアムボディぐらい、ごはんらしい苦みと辛さがアクセント。味わいはまろやかで喉越しも柔らかく、気持ち良いドライさの残る余韻で〆てくれます。食中酒としてピッタリ。光り物の刺身が食べたくなります。

そして会津の夏酒一番乗り、栄川酒造さん「會津龍が沢」青ラベルが登場です。
■會津龍が沢夏ノ生酒■
スペック:純米大吟醸
原料米:会津産美山錦45%精米
仕込み水:日本名水百選磐梯西山麓地下深水
度数:14度
日本酒度:-1
酸度:1.3
火入れ:なし(要冷蔵)
本体価格:2,800円(1.8L)、1,400円(720ml)

榮川さんが取り組む新しいブランド「會津龍が沢(あいづりゅうがさわ)」。「龍が沢」とは「日本名水百選・磐梯西山麓湧水群」を代表する湧水の名称です。山紫水明の会津磐梯山の麓にて、この名水を仕込水に会津の米を会津の蔵人で仕込む酒、それが「會津龍が沢」です。所謂大手蔵の価格体系から、今の「地酒」業界の価格改定に見直し、その上を行く超ハイスペックで展開しています。既存の栄川ラインナップとは一線を画す蔵の威信をかけた「會津龍が沢」、福島県内3店舗の取り扱いの他全国特約店でも展開中です。

龍が沢ブランドは全て精米45%の純米大吟醸。ラベルは水の守り神「皇帝龍」が磐梯山の宝の恵み(水・米・風土)を宝玉に例え握った様を表しました。
こちらは青ラベル夏限定酒。出品大吟醸かと思うの程の質の高いフルーティな香り、度数も低くしてあるので、甘みも可愛らしく舌にやさしく響きます。洗練された旨みは極上で、研ぎ澄まされた甘みと凛々しい酸と苦み、適度な辛さとどれをとっても出品酒クラスの大吟醸です。暑い季節にピッタリの14度の優しい仕上がり。倍の値段が相応しいような中身がこの値段。龍が沢で夏をひとり占めしてください


天明kitakata yamada東京精米88


本日の入荷をお知らせいたします。会津坂下町曙酒造さんより「天明」喜多方山田錦登場です
■天明kitakata yamada東京精米88■
純米酒スペック
原料米:喜多方産山田錦88%精米
酵母:F701・協会10号
日本酒度:+3
酸度:1.2
度数:13度
火入れ:1回(要冷蔵)おりがらみ
クール便設定:有
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(720ml)

蔵元案内より
ある方に、東京のお米屋さんとの繋がりを作っていただきました。二人には、凝り固まった常識、狭い見識に気付かせてくださり、新しい可能性と挑戦するきっかけをいただきました。本当に感謝しています。
その東京のお米屋さんは、特注の精米機を持ち、お米の圃場には必ず足を運ばれ、様々な事を分析、適切な指導をされ、生産者、農業関係者、飲食店から一目置かれる、お米界の中心にいるような凄い方です。その方から、“酒米は、なぜ削るのか? ”“削る必要は本当にあるのか?”という提起。そして、“同じ米からでた味が違う2種類の糠”をなめさせてもらい、ほんの数%の削る層の差で、雑味の感じ方が全く違う。という体験をさせていただきました。

それは、心白を求めて削る、米の表面の不必要な物質取り除くために削るなど、皆が、教材が伝える事を、当たり前にやってきた自分にとって、とても衝撃的な事でした。そして、色んな事を考えるきっかけに、チャレンジをするきっかけになりました。食米からはじめてこの試みも今期で5期目。新たにお米屋さんと共通の農家さんに、喜多方の地で、山田錦を植えていただき、その山田錦を東京で精米いたしました。

精米技術で雑味を消し、低温発酵で磨かなくても透明感ある酒質の構築をめざしました!!
微かなガス感、林檎や梨を連想させる落ち着きのある清々しい香り、甘さ控えめ、ビターな苦みとコク、天明らしい凛々しい酸が印象的。甘くないサイダーと言うとイメージが湧くでしょうか。低精白のほろ苦さ、おりがらみの奥行きの深い苦み。二つの苦みと鮮度の良さが唯一無二の世界を広げます。余計な物を切り捨て、すべてを受け入れない潔い仕上がりに脱帽です。冷やして食中酒としてピッタリの仕上がり。是非どうぞお試しください。