第十四回ほっぺ酒の会~天明の巻


























昨日3月6日、仕込み中の忙しい最中を抜けて蔵本様お二人をお招きして、20名のお客様と酒の会開催いたしました。

料理もお酒も超豪華ラインナップ!白子に刺し盛、てんぷらに加え、フランス料理を意識したフォアグラにロースとビーフ、〆は、酒粕ケーキにヨーグルトリキュールを使ったムース、お酒も発売前の中取り伍号、壱号タンク直汲みから斗瓶取り、出品酒、掌玉古酒、おり酒まで。

蔵元にも素朴な疑問から、玄人の通な話まで沢山聞かせて頂きました。

ご参加頂いた皆様、仕込み中で且つ酒の会ラッシュの中快く引き受けて頂いた蔵元様、この度は誠に有難うございました。


























こちらは酒の会の一週間前に開かれた天明蔵見学&「亀の尾」試飲会。
全国から駆けつけるお客様のぞっこんぶりには頭が下がります。
貴重で楽しい時間を過ごせました。

蔵元孝教さんのお話。
うちの目指すお酒は、誰もがホームランを打てる(美味しいと思う)ようなど真ん中ストレートのお酒のお酒ではなくて、ストライクゾーンから外に外れるカーブの様なお酒。
打つのは難しいですが、そこに深い喜びがあります。

沢山のファンに囲まれて、今期も新しい挑戦が始まります。
どうぞ楽しみにお待ち頂きまして、引き続きの応援を宜しくお願い申し上げます。

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宮泉「寫樂」純米吟醸備前雄町生酒

今、破竹の勢いで、全国にファンを増やしている宮泉「寫樂しゃらく」純愛仕込みシリーズ。
岡山県産雄町米で仕込んだ純米吟醸酒の新酒22BYの生酒、今期からの新商品です。

赤磐雄町や備前雄町などと呼び方があるのですが、分かり易く説明してあるのが、かの「味ノマチダヤ」さんの印丸マネージャーのブログで、過去に書いてあった記事。
事後承諾ですいませんが、印丸さん貼らせて頂きました。↓
http://blog.goo.ne.jp/rubber_soul_2005/e/b66349df2fc81cc2f1e0f8ba34a14519

ついでにウィキペディアもどうぞ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%84%E7%94%BA

原料米:岡山産雄町50%精米
度数:16.4度
日本酒度:+3
酸度:1.5
アミノ酸度:1.3
火入れ:なし
本体価格:3800円(1.8L),1900円(720ml)

蔵元の予想をはるかに超えるオーダーが来たらしく、3月出荷分は割り当てにより入荷本数がかなり少なめです。

4月にもう一度瓶詰めになります。
テイスティングのコメントはその機会に。

数が本当に少ないので、ご注文はどうぞお早めに。

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会津娘純米吟醸雄町2010

3月に入りまして、まず最初に入荷、1年間の長い貯蔵低温熟成を経て平成21酒造年度(21BY)の純米吟醸酒「雄町」が登場です。

原料米:岡山産雄町50%精米
酒度:0
アルコール度:16.0
酸度:1.5
火入れ:1回(生詰め)
出荷本数:各サイズ1200本
本体価格:1,900(720ml)、3800(1.8L)

寝かせば寝かすほど、とろける様に柔らかくなる優しさ。
そして上品でフルーティ、深い艶やかさと伝統工芸品の様な気品を放ちます。

以前まであった雄町の生酒も大変美味しいお酒でしたが、個人的には熟成の長い火入れの雄町はさらに上を行く美味しさです。

多くを語らず、皆さんを虜に致します。

そして「雪かすみの郷」。720mlは完売、一升瓶は残り60本を切りました。
今飲んだらまた違う「雪がすみ」です、美味しいんです。

なくならないうちにどうぞ、
何卒宜しくお願い申し上げます。

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会州一大吟醸原酒雫中取りの生酒と絹搾り瓶燗生詰め酒


先日ご紹介しました、「会州一」の大吟醸酒のあらばしりに続きまして、中取りが本日入荷でございます。

まずは前置きとしますと、山田錦を35%まで精米して仕込んだお酒は鑑評会に出品するレベルのお酒で、市販されているものは一升瓶1万円、四号瓶5,000円ぐらいが相場です。

「あらばしり」と言うのはお酒を搾った際、最初に垂れてくる濁った部分と言う解釈でよいかと思います。
「中取り」とは、色々解釈があるようですが、会州一さんでは袋取り(雫取り)したお酒で、あらばしり以降の濁りのなくなった部分を指します。

「中垂れ」「中取り」とも同じような意味合いで取って頂いて良いと思いますが、一般的には、搾りの作業の中の、中頃に搾れて出てくる部分(最初の頃の部分を「あらばしり」、最後に搾れて出てくる部分を「責め」)を言い、酒質が一番安定していて美味しいと言われます。

今回登場はその「中取り」から、二種類です。

①大吟醸 無濾過原酒中取りしずく生酒

原料米:兵庫県産山田錦35%精米
アルコール度数:17.2度
日本酒度:+4
酸度:1.4
アミノ酸度:1.1
酵母:協会9号系(M-310)
火入れ:なし
本体価格:2,714円(720ml) *一升瓶はございません。

前回のあらばしり同様、袋取り(雫酒、斗瓶取り)でしぼり、火入れ殺菌しない生のまま、濾過もしていない状態です。



②、大吟醸 無濾過原酒中取りしずく絹搾り瓶燗生詰め酒

原料米:兵庫県産山田錦35%精米
アルコール度数:17.2度
日本酒度:+4
酸度:1.4
アミノ酸度:1.1
酵母:協会9号系(M-310)
火入れ:1回(生詰め)
本体価格:2,762円(720ml) *一升瓶はございません。
こちらは、同じく袋取りし、濾過はせず瓶火入れで1回殺菌した生詰め酒です。
絹搾りとあるように、会州一さんでは通常お酒を搾る袋は麻製の袋にもろみを詰めて絞りますが、このお酒は「絹」シルク製の袋に入れて搾りました。
社長婦人の手縫いだそうです。なので「絹搾り」。

麻袋より、繊細で上品に仕上がったそうです。(社長談)

大吟醸なので、小さい仕込み量の上、勿論、蔵元ではこのお酒を鑑評会に出品するので、出品用を別に確保すると、今の状態で出荷するお酒は、きわめて少量ということになります。



このお酒を全国3軒の酒屋で販売いたします。
前回のあらばしりの大吟醸よりもさらに少ない入荷数です。
ご希望の方は、電話かメールにて直接ご連絡下さいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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お知らせ色々です。

今日は肌寒い日ですが、今週は穏やかで雪がドンドン融けております。
今年は雪が多く過酷な冬でしたので、早く暖かい春が待ち遠しいですね。

さてお知らせを2点ほど。
①3月の頒布会は國権さんと七重郎さんです。
その「七重郎」稲川酒造さんのお酒、純米吟醸赤ラベルをオリを絡めてうすにごりで特別に詰めて頂くお願いを聞いて頂いたんですが、
先日社長様の方から「せっかくそういう話をもらったので、幾らか一般小売売らせてもらえないか?」という話を伺いました。
稲川さんの季節商品は殆どない様なので、「是非どうぞやってやってください」とお返事させて頂きました。

と言う事で、頒布会の方以外にも一般販売することになりました。
頒布会会員の皆様には申し訳ございませんが、蔵元の新しい試み、第一歩ですので、ご了解と応援を賜れれば幸いでございます。

何卒宜しくお願い申し上げます。

②、続いて3月の入荷予定のお酒をざっとお知らせいたします。ここに記載のないものの入荷もありますし、入荷時期も確定しないものもありますので、あくまで予定と言うことでご覧下さい。

●奈良萬 純米吟醸中垂れ 3月10日ごろ
●会津娘 純米吟醸雄町2010 3月はじめ
●会津娘 花さくら 3月末
●会州一 中取り各種 3月上旬
●写楽 備前雄町生酒 3月はじめ
●花泉 花見ロ万
●國権 純米吟醸五百万石生
●國権 純米吟醸(中吟)
●鶴乃江 白ゆり 純米吟醸活性にごり
●鶴乃江 会津中将 夢の香 純吟生
●天明 中取り5号

等など

どうぞお楽しみに。
宜しくお願い申し上げます。

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