「 お知らせ 」一覧

新入荷案内


本日の入荷をお知らせいたします。大和川酒造さんより辛口の夏酒発売です
■弥右衛門サマータイムブルース■
商品詳細
規格:純米酒
原料米:福島県飯館村産夢の香60%精米
酵母:TUA
日本酒度:+6
度数:15度(原酒)
火入れ:瓶詰め時1回(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:2500円(1.8L)、1,250円(720ml)

夏の暑さに爽やかに飲めるスキッとドライにアルコール低めの原酒に仕上げた純米酒です。
お酒の名前には「RCサクセション」の曲名を頂きました。真夏の太陽の光、果て無く拡がる青空と田んぼ。おおきな入道雲。ラベルは喜多方大和川ファームから見た、正しく日本の原風景を表現しています。震災原発事故から丸11年。飲み終わると瓶の向こうに何かが見えてきます。
EYE’S(會津)GOES ON 4 THE FUTURE.

原発事故により全村避難を強いられた飯館村産の夢の香米で仕込んでおります。リンゴを思わせる清々しい吟醸香。程よいボリュームで広がる甘みは梨の様で瑞々しく清らか。+6の確かな辛さとお米の旨味をしっかり感じながらも、ボディは軽く味わいは大変軽快。鮮やかな酸味も一役買っています。喉越しのキレも大変良く、余韻も辛めで大変スッキリです。
狭い日本のサマータイムブルース。文句なしです。


同じく喜多方市峰の雪酒造さんからは特別純米酒
■大和屋善内特別純米夢の香■
商品詳細
原料米:会津産夢の香55%精米
度数:15度
日本酒度:+1
酸度:1.6
アミノ酸度:0.9
火入れ:1回(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:2,600円(1.8L)、1,300円(720ml)

会津産夢の香米で仕込みましたR3BY特別純米酒です。白ぶどう・Gフルーツ・青りんごを思わせる洗練されてジューシーな口当たり。甘み瑞々しく上品ボディも軽やか、酸味も鮮度を保った甘酸っぱい若々しさで大変好印象。控えめながらも確かな辛さが味わいを引き締めます。全体的に軽快、大吟醸の様な品質を垣間見れます。今の福島を代表する素晴らしいまとまりを魅せました、文句なしお勧めいたします。


そして市内辰泉酒造さんからは大変希少なにごり酒
■辰泉純米にごり酒2022■
商品詳細
原料米:会津産酒造好適米80%精米
度数:16度
日本酒度:+4
酸度:1.6
火入れ:1回(瓶燗火入れ)
クール便設定:有
出荷本数:100本(1.8L)、200本(720ml)
本体価格:2,500円(1.8L)、1,300円(720ml)

R2BYの純米酒と純米吟醸酒のオリをブレンドし、瓶燗火入れ1回、冷蔵貯蔵したブレンドにごり酒です。濃厚で柔らかな口当たりとスッキリした後味が特徴。夏の蒸し暑さに疲れた体に優しく沁み込んでいきます。
上記の通りの極少量の発売、割り当て出荷となりました。値段もお手頃、是非どうぞお願い致します。


髙橋庄作酒造店2022会津娘「穣」羽黒7


会津娘さん「穣」シリーズのリリースが続きます。羽黒7がお目見えです。
■会津娘「穣」羽黒7(720ml)■
商品詳細
「一枚の田んぼで穫れた米ごとに仕込む純米吟醸酒」 圃場限定会津娘『穣じょう』 シリーズ
「お米からお酒を造る」 という変わらずに積み重ねていく営みのなかで、 年々の気候や蔵の様子も全て私たち自身の年代記のように〝ヴィンテージ〞として味わいに籠(こ)め『土産土法の酒造り』 のその先を目指し展開していきます。

スペック:純米吟醸酒
原料米:会津若松産五百万石55%精米
圃場:会津若松市門田町一ノ堰羽黒7番地
水田土壌区分:Aa[荒久田統]

会津娘の基幹圃場1st。最も面積が 大きく数量も安定してとれます。保水力の高い粘質の土で四方がひらけ、日照 も最 も長 い 。や や 大 粒 で硬質、標準的な『五百万石』に育ちます。
お酒についているQRコードへアクセスするとお米が育った田んぼへご案内致します
http://aizumusume.a.la9.jp/jyo/h7.html
上記リンクもご覧ください

日本酒度:±0
酸度:1.4
度数:16度
火入れ:1回(要冷蔵)
クール便設定:有
蔵出し本数:2,772本(2021年)、2,010本(2022年)
本体価格:2,000円(720ml)

旨味をすべて瓶に詰めました。抜群の鮮度から解き放たれる極上の吟醸香。キウイフルーツを思わせます。洗練された品の高い甘みに若葉を思わせる生き生きした酸。極上の旨味がせせらぎの如く清らかに流れていきます。喉越しの辛さとキレ、余韻の素晴らしさをご堪能ください。

2021ビンテージも少量残っております。是非飲み比べして熟成による味わいの違いもお楽しみください


新入荷案内


本日の入荷をお知らせいたします。まずは喜多方市吉の川酒造さんより火入れの純米原酒です。大変お手頃な万能純米酒です
■會津吉の川純米原酒2022■
商品詳細
原料米:喜多方産五百万石60%精米
度数:16度
日本酒度:±0
酸度:1.4
貯蔵:瓶貯蔵
火入れ:1回(要冷蔵)
本体価格:2,400円(1.8L)、1,200円(720ml)

R3BY純米酒1回火入れです。白ぶどうや青リンゴを思わせる軽やかな香り。純米とは思えない綺麗で軽やかな吟醸感溢れた甘み。ボディはミディアムライト、程よい旨みのボリュームと若い酸、心地よい苦辛さの均整のとれた万能系。欠点なく、今の会津らしい旨みの綺麗さ、喉越しの辛さにキレ、良いまとまりを見せています。
毎年言いますが、居酒屋さんの定番メニューに採用頂きたい、料理を選ばないオールマイティな1本。一升瓶で2400円!と大変お手頃、自信を持ってお勧めいたします。何卒よろしくお願い申し上げます。


市内山口合名会社「会州一」さんより「儀兵衛」純米吟醸が2種類同時リリースです
■儀兵衛純米吟醸山田錦生詰め■
商品詳細
原料米:山田錦50%精米
度数:15度
日本酒度:-1.8
酸度:1.2
酵母:協会9号系
火入れ:1回(瓶火入れ)
クール便設定:有
杜氏:櫻井光治(会津)
本体価格:3,660円(1.8L)、1,840円(720ml)

山田錦を50%まで精米して仕込んだ純米吟醸酒。初春に搾りまして低温で貯蔵熟成させました、1回火入れの原酒になります。落ち着きを見せてきた香り、完熟メロンのうるうるジューシーな口当たり。鮮度を残したフレッシュ感、甘みはジューシーで貴賓溢れるゴージャスさがあります。寄り添う優しい酸と適度な辛さ。大吟醸並みの綺麗な甘みを上手に活かした流れで、喉越しまで大変スムースです。喉越しのキレも良く、余韻も綺麗な辛さを感じます。この価格でジューシー大吟醸をご満喫頂けます。文句無しおススメ致します

■儀兵衛純米吟醸雄町生詰め■
商品詳細
原料米:岡山県産雄町50%精米
度数:16度
日本酒度:-2.8
酸度:1.3
酵母:F701
火入れ:1回(瓶火入れ)
クール便設定:有
杜氏:櫻井光治(会津)
本体価格:3,660円(1.8L)、1,840円(720ml)

岡山県産雄町米を50%まで精米して仕込んだ純米吟醸酒。初春に搾りまして低温で貯蔵熟成させました、1回火入れの原酒になります。落ち着きを増しまろやかになった口当たり。梨やGフルーツ・キウイを思わせるグラマラスな香り、熟してきた果実の滴る様な瑞々しい甘みは品の有る軽やかさでウットリ来ます。酸味も適当で、鮮度の良さ、上品さを引き立てます。後から来る辛さも丁度良く、全体的にスマートにまとめ上げました。若くて美人で愛想の良いスナックのママのイメージ。完璧です。


植木屋頒布会Bコース7月(720mlx2)天明&ささまさむね

頒布会Bコース(720mlx2本)7月分が入荷いたしました。1本目は会津坂下町曙酒造さん「天明」会津産亀の尾純米火入れ。社長様に選んで頂きました7年熟成酒です。もちろん頒布会でしか飲めないスペシャルバージョンです。天明らしい透明感と円熟感の競演をお楽しみください。そして喜多方市笹正宗酒造さん「ささまさむね」先週搾り終えたばかりのピチピチしぼりたて特別純米にごりすぎ生です。13度とアルコール度数の低い原酒で仕上げ、これから発売するにごり酒よりも澱を70ml多めに詰めて頂きました。注意書き同封致しますが開栓要注意でお願いします。2本で4,000円税込みです。

■ご来店御引き取りの方■ 
いつでもお引取り可能です。ご来店どうぞお待ちしております。

■宅急便発送の方■
右のリンクからお買い物ください。https://uekiya-shouten.com/item-detail/1184709

3月分花泉と5月分からはしの予備がございます。バラでお求め頂けます。ご希望の方は併せてご用命ください
3月花泉 1,470円 https://uekiya-shouten.com/item-detail/1184711
5月からはし 1,540円 https://uekiya-shouten.com/item-detail/1184713

順次個別にご連絡は差し上げていきますが、こちらをご覧の方には対応致しますのでどうぞ申し付けください。月内お引き取りでよろしくお願い致します。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


磐城壽「標葉にごり」純米吟醸活性にごり


磐城壽鈴木酒造店さん長井蔵より、お待ちかねの活性にごり発売です。

■磐城壽夏限定標葉(しねは)にごり滋味爽快酒 通称しろうま■
造り:純米吟醸活性にごり(濁り酒仕立て)
原料米:福島県産夢の香55%精米
度数:16度
本体価格:1800円(720ml)

固体発酵を取り入れた、どぶろく仕立て純米吟醸酒、100Kの極小仕込です。雲のようなムースの様な触感と上品な甘味と爽やかな2次発酵による発泡感です。プロが作るドブロクはべらぼうに美味かった!濃厚なプレミアムカルピスソーダ?と言いましょうか?米粒の残らないトロトロで濃厚、甘味も爽やか、辛味とガス具合も丁度良し。文句なしオススメです!日々味わいが変化していきますので、美味しい瞬間を逃さずお楽しみください

■注意■
5合(900ml)容器に4合(720ml)詰めてあります。
スクリューキャップは穴あき仕様です。必ず立てて保管ください。瓶に注意書きが書いてありますので、開栓には充分ご注意ください。

蔵元より・・・・
標葉(しねは)とは、福島県双葉郡の北部の浪江町・双葉町・大熊町の地域を指し、元の酒蔵のあった請戸が縁起という古の豪族「標葉氏」が所有していた土地です。南朝方であったため、北隣の相馬氏と中央政権によって滅亡されますが、その後相馬氏の支配にあっても当地域を標葉郷と呼び、長い歴史を持つ相馬野馬追祭りでもその名残を見ることが出来る、地域の人たちには馴染みのある地名です。

また標葉氏と同時代の南の楢葉(ならは)氏が支配していた地域と標葉氏が支配した地域を併せると今の双葉郡の地図に近いことと、この二つの葉をとって今の双葉郡の呼称由来になっております。

この標葉氏を祀った神社が浪江町苅宿地区にある標葉神社であり、氏子の方々が11月の新嘗祭に奉納するのを目的に境内の御神酒殿で御神酒(どぶろく)を醸して参りました。

平成18年、知人がこの神社の氏子総代に就いたのがきっかけで、この神社の御神酒造りを知ることとなり見学する機会を得ました。仕込みはまだ夏の名残がある秋の彼岸、どぶろくだけでなく酒の仕込みには不適切な時季であるにも関わらず、これを安全にそして可能にしていたのが、、固体仕込と言う独自の手法でした。

弊蔵ではこの固体発酵の考えをより特徴的な工程として、新鮮な真夏のにごり、そして独自性溢れる地域のどぶろくから新しい飲み方のスタイルの提案が出来ないかと、H18BYから試験醸造を開始し、震災2年前の20BYより販売を開始いたしました。

地域文化が育んだ独自性と今までにない触感の酒であったため、地域性を現したラベルにしたいと、かつての僧侶たちがどぶろくの隠語として用いた「しろうま」を、青ひびの走り駒が特徴である浪江町大堀地区の国指定伝統工芸品「大堀相馬焼」の駒絵師に描いて頂きました。

出荷当時、土着文化を色濃く反映した商品が次第に受け入れられる様を目の当たりにして、言葉に出来ない喜びを感じておりましたが、あの原発事故により標葉地域の浪江町を含む3町は警戒区域に指定されたまま帰町の目途は立たず、改めてこの酒が持つ意味の重さを感じ事業再開の際は必ず再販したいと考えていた酒です。

期せずして土着の文化を載せた商品が、浪江町・標葉地域のアイデンティーを背負う形になってしまいましたが、発売当初からこの「標葉にごり」は自由な発想で、飲みのスタイル・提供法・そして料理まで様々な活用法を売り手・飲み手から頂戴し育ってきた商品でもありますので、飲み手の方々に幅広くアプローチし、その中でも標葉地域、そして福島県を意識していただければ幸いと考えております。