磐城壽「甦る」

思いやりと心意気の輪は限りなく

元々このお酒は鈴木酒蔵さんが蔵を受け継ぐ前の「東洋酒蔵」時代に、山形県長井市が循環型社会(農業)を目指し、一般家庭ごみを回収し堆肥に換え、農作物や加工品を作る「レインボープラン認証」を受けた「さわのはな」米を使用し販売しておりました。

福島県内から長井市に避難した方々が、「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け「福幸ファーム」を運営し「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を作っております。
避難者である福幸ファームの方々が「郷の粋」である農業にて積極的に地域コミュニティに加わり交流する姿を見て何か蔵元で出来ないかと考えていた折に、「さわのはな」米での醸造以来を受け、販売にいたりました。
原料米の「さわのはな」はレインボープランの認定基準をクリアーした認証米になります。

このお酒はいわば避難者が手がけたお酒です。別々の故郷を持ちつつも長井の土で、生きる思いを胸に決め、これに応える様に長井で長年親しまれ何時しか幻の米と呼ばれるようになった貴重な「さわのはな」の種子を農家さんから特別に譲っていただきました。また事有るごとに農業指導してくださった御厚意の詰まったお酒です。
避難者の方が、人とのふれあいを通し気持ちの交流の場を得て益々活動の場が広くなっていってくれれば、そして陽の循環の輪を具現した酒にこの新「甦る」がなれればと思うお酒です。

このお酒は避難児童・生徒たちの支援の酒として避難児童の野外活動支援や福島・宮城の仮設住宅でのワークショップ等の活動をされているNPO「葉っぱ塾」さまへの支援、二本松市内で再開した浪江中学校・浪江小学校・津島小学校へ学校図書として今年も寄付が予定されております。

震災から6年を迎えますが、避難者の方々の状況はその置かれている立場で益々複雑化し、原発災害の根深さを改めて痛感させられます。田んぼから始まる「甦る」の製造・販売を通じ、震災を忘れず微力ながら被災者への明日への一歩へ繋げる事、陽の循環を目指しますので、変わらぬお力添えを頂戴し、一人でも多くの方へお伝え頂けます様宜しくお願い申し上げます。

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今期は11月にかけて3本のもろみを仕込み12月に上槽、貯蔵熟成させました。人の暖かさ・強さを感じさせてくれる1本です。冷に燗にお楽しみください。
原料米:さわのはな55%精米
原料米生産者:福幸ファーム
日本酒度:0~+2
アルコール度数15.5度
酸度:1.4~1.6
発売本数:一升瓶換算2,600本
本体価格:2,600円(1.8L) 1,400円(720ml)


ゴールデンスランバ入荷いたしました


磐城壽さんより「ゴールデンスランバ」入荷となりました。全国よりこのお酒にご賛同を頂き誠に有難うございました。

御予約の皆様には個々御連絡を差し上げておりますので御確認の上、御返信・お引取りをお願いいたします。発送の方はご返信頂いての出荷となりますので宜しくお願い申し上げます。
全ての皆様11日からの開封解禁となりますので、厳守でお願い申し上げます。

昨年同様、初年度発案者「川崎力」さんから写真をお借りしまして飲食店向けのメニューを作りました。PDFファイルになっておりますので御必要な飲食店様はお使いください。

尚、予約はいったん締め切りましたが、11日以降店頭・オンラインショッピングにて通常販売致しますので併せて宜しくお願い申し上げます。

GスランバメニューPDF (1)


29BY「喜多の華」五つ星!純米吟醸


3月6日本日の入荷をお知らせいたします。喜多方市喜多の華酒造場さんより29BY純米吟醸です。
■喜多の華純米吟醸五ツ星火入れ■
麹米:五百万石50%精米
掛米:タカネミノリ55%
日本酒度:-4
アルコール:17度
酸度:1.5
火入れ:1回
本体価格:2,778円(1.8L)、1,389円(720ml)
世代をクロスオーバーし5年目を迎える、星さん(蔵元の名字です)の仕込なので[五つ星!]純米吟醸酒、1回火入れです。昨年同様、五百万石とタカネミノリの組み合わせでー4度の酒度で仕上げました。落ち着きながらも華やかさを持たせた香り、桃や梨を連想させます。厚みのある綺麗な旨みにちょい苦のスパイシーな辛さも好バランス。フルボディながらしっとりと沁みていく穏やかで柔らかい印象。甘みも透き通りながら気持ち良く伸びていきます。ボリュームと裏腹にのど越しのキレはよく、余韻も優しく流れます。常温や御燗にも向く懐の深さ。会津らしいお酒に仕上がりました、是非どうぞお試しください。


天明曙色梅酒[ブラウン]2017


会津坂下町曙酒造さんより梅酒が届きました。
■天明曙色梅酒[ブラウン]2017[あけぼの色うめしゅ-アケボノカラー-]■

原材料:日本酒(山廃純米酒)・梅・液糖
度数:7度
火入れ:1回
本体価格:3,500円(1.8L)、1,750円(720ml)

蔵元案内より・・・
白ラベルは酸味が主役。こちらのブラウンラベルは甘味と程よく優しい酸味が主役のW主演。氷結させた青森県産豊後梅を曙酒造が仕込んだ山廃純米酒で漬け込み、0-3℃の冷蔵庫で1年間低温抽出させました。寒い季節は少しあたためても美味しく頂けます。

新しいチャレンジも曙酒造っぽくカラー(color)を大切にして行きたいと考えます。
曙酒造の「あけぼの」「天明」、ともに朝日が昇る暖かい空の色からネーミングのイメージをしています。朝日が昇る空のような暖かい色をしています。日本酒への入り口にもなってほしいと考えます。
曙酒造鈴木家の家紋が丸に梅鉢。そしてタンクに仕込まれる梅の様子、真ん中は朝日をイメージしております。

暖かい甘みの優しい含み、ほろ苦い酸っぱさが初々しくもおしゃまに感じられます。最低限の甘さに抑え、アルコール度数7度ながらエキス分も十分感じられる旨味を感じさせてくれます。のど越しのキレ・ドライ感も◎で、余韻も心地よく優しく続きます。ストレートは勿論、ハイボール・オレンジ割等、美味しいカクテルベースとしても良いですね。


頒布会3月「山の井」

頒布会3月分入荷となりました。今月は南会津町より会津酒造さん「山の井」です。地元銘柄「金紋會津」を含め年間製造量1,500石を超える酒蔵さん。その中で「山の井」は全国の特約店に直送する限定流通ブランドで、蔵元渡部景大君が設計・流通・デザインまで統括しています。

瓶にスペックを細かく記載しないのは、先入観を持たずに味わって頂きたいと言う蔵元の思いから。正しく「感じるままに飲んでください」の通りです。
目指す酒質にバッチリと仕上げてくる技術は毎年確実に進歩し、味わいは目に見えて向上しています。今後も目を離さずどうぞご注目ください。
今期29BYからの新商品「山の井あやめ50」。あやめの花から取った名前は開花と併せた5月頃の発売の火入れ酒ですが、今回は先取りの生酒を御用意頂きました。

エチケットラベルは会津若松在住の画家Ayumi Monoe(@ayumi_1027 ←インスタグラムもご覧ください)さんに、山の井頒布会用に書いて戴きました。私は彼女の絵がとても好きで、何か出来ないかと思っていた処、ラベルの話があったので、是非とお願いしました。そこに蔵から発掘された100年以上前のラベルの「山の井」の髭文字が乗っています。味わいとラベルのバランスは如何でしょうか。それでは早春の「山の井あやめ」どうぞお楽しみください。

税込3,240円(1.8L)です。すべての会員様、今月中の受け取りをお願いいたします。ご不明な点は遠慮なく申し付けください。何卒宜しくお願い申し上げます。

■ご来店御引き取りの方■ 
いつでもお引取り可能です。ご来店どうぞお待ちしております。

■宅急便発送の方■
クロネコヤマト宅急便でお送りします。順次個別に案内メールをお送りいたしますが、ご都合に併せまして随時対応させて頂きます。午前10時までご連絡頂ければ当日出荷可能です。以下の内容をお知らせください。出荷の手配が終わりましたら改めてメールでお知らせ申し上げます。

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①、御名前:
②、決済方法:  代金引換  銀行振込(前払い)
③、頒布会と一緒にお送りする追加の御注文があればお書きください。(オンラインショッピングをご利用ください)
④、到着指定がありますか:   月    日   時間指定(午前中 14-16 16-18 18-20 19-21) もしくは  指定なし
⑤、クール便(運賃):使用する 使用しない
⑥、追記事項
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