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平成29酒造年度全国新酒鑑評会

平成29酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒が本日発表になり、我が福島県は史上初六年連続金賞数日本一を獲得いたしました。テレビにラジオ、号外も配られ賑やかな1日となりました。詳しくは新聞各社の記事をご覧ください。(上の号外をクリック下さい)

酒類総合研究所HPより
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平成29酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えています。

出品点数:850点

予審
審査日:平成30年4月24日(火)~ 26日(木)の3日間

決審
審査日:平成30年5月8日(火)~ 9日(水)の2日間

審査結果
入賞酒:421点(成績が優秀と認められた出品酒です。)
金賞酒:232点(入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒です。)
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歓びをより多くの方と分かち合えますように、普段のお酒もよりおいしく感じて頂ければ幸いです。関係者の皆様誠におめでとうございました。


會津どぶろく「Guminokihara」コシヒカリVer


植木屋特注會津どぶろく「Guminokihara」入荷いたしました。今回のお米は「コシヒカリ」。

3社合同企画の美山錦純米吟醸の酒米を栽培されております市内河東町の農家・民宿経営の「谷邦弘」さん。谷さんにお願いしまして誂えて頂いた、自身栽培のお米100%で仕込んだドブロク瓶燗火入れになります。

谷さんの田んぼは会津若松市河東町八田株梗木原。https://www.google.co.jp/maps/@37.5411484,139.9851698,17z  盆地を見下ろす山際の集落。背中には宝の山会津磐梯山がそびえ立ちます。

会津若松市は平成24年「どぶろく特区」の認定を受け、基準をクリアした方がドブロクを製造できるようになりました。谷さんも数少ないその一人でいらっしゃいます。
かつては各家庭で広く製造されてきたドブロクですが、酒税法の改定で免許が無いと密造酒扱いされる様になりました。
にごり酒との違いを良く言われますが、お酒を搾る際漉すのがにごり酒、漉さないのがドブロクになります。ですのでドブロクは瓶中米粒が泳いでおります。

 

製造者:農家民宿株梗木庵 谷邦弘
福島県会津若松市河東町八田字株梗木原183

品目:その他の醸造酒
原料米:会津河東町産コシヒカリ
原材料:米(会津産)、米麹(会津産)
度数:15度
火入れ:1回(瓶燗火入れ)
管理:常温(開栓後は要冷蔵)
製造日:平成30年5月
賞味期限:平成30年11月30日
瓶詰め本数:21本(瓶の色がバラバラです。御了承下さい)
本体価格:2,800円(1.8L)

全国に名を轟かす福島県ハイテクプラザ鈴木先生の指導の下、完成した1本です。ただ吟醸・大吟醸を目指すのではなく、田舎の民宿で飲める素朴なドブロクの味わいを表現致しました。60kのタンクで仕込むので1回で仕込める量は一升瓶で2~30本です。日本酒と併せて広く流通してもらえるように、本生ではなく瓶火入れ1回で一升瓶に詰めて頂きました。本数が少ないので、継続的に製造を御願いしていく予定です。

肝心の味わいですが、生ではないのでビリビリの食感は控えめ、今回の仕込は食米「コシヒカリ」。試飲会などでは女性の方に一番人気の品種だそうです。甘みもありコクもあるドブロクらしいドブロクでしょうか。お好みでロック・水割り・ハイボール・御燗もお楽しみいただけます。

 

表ラベルは谷さんの集落株梗木原(ぐみのきはら)から見る冬の会津磐梯山をイメージしました。商品名もそのまま「guminokihara」です。裏張りは地元会津の画家「kengo hirano」さんにお願いして書いて戴きました。


寫樂純米吟醸夏吟うすにごり抽選販売のお知らせ

お待たせいたしました宮泉銘醸さん「写楽」5月の限定出荷は純米吟醸夏吟うすにごりです。植木屋は抽選販売とさせていただきます。 ひと世帯1回、いずれかのサイズにお申し込みください。

申込場所:植木屋商店へお越しください
申込期間:5月16日(水)~19日(土)まで
当選発表:当選者の方に22日(火)ご連絡申し上げます。

16回頒布会会員様のみ、メールでも抽選申込承ります。4月分まで受け取り完了の上、希望サイズも忘れずにこちらから申し込みください。

原料米:麹米山田錦、掛米夢の香
精米歩合:50%
度数:16度
火入れ:1回
本体価格:3,700円(1.8L)、1,850円(720ml) 
夏用に仕込んだ1本で、麹米に山田錦、掛米に夢の香を使った1回火入れのうすにごり純米吟醸です。落ち着きのある立ち香、口に入れると爽やかな果実のような含み香、米の旨味と酸味のバランスがあり、スキっと切れのある食中酒です。(蔵案内より)

注意事項
●ひと世帯様につき、いずれかのサイズに1回の申し込み、1本の販売です。(未成年者は申し込み承りません)
●不正を発見した場合は申し込みを取り消し致します。
●外れても恨みっこなしでお願いいたします。
●得意先飲食店様は業務用別枠でご用意致します。1軒に付きいずれかのサイズ1本です。ご希望の得意先様は19日までに直接與平迄申し付けください。新規の飲食店はお断りいたします。


本日の入荷


本日の入荷をお知らせいたします。今日も素晴らしいお酒が入荷となりました。
■ささまさむね純米吟醸1回火入れ■
原料米:喜多方産五百万石50%精米
日本酒度:±0
酸度:1.4
度数:16度(原酒割水なし)
火入れ:1回
本体価格:2,963円(1.8L)、1,482円(720ml)

喜多方産五百万石米で醸した29BY純米吟醸酒、火入れの黒ラベルです。

大吟醸クラスのふわりと爽やかジューシーな香りと極上の綺麗な甘さ。旨味の凝縮したボディに甘酸っぱい酸が味わいを引っ張ります。辛さの立ち方も適当で後半の伸び・のど越し・余韻に味わいを締めてくれます。「ささまさむね」らしさが確立された一本。素晴らしい仕上がりです。写真は笹正宗岩田社長です。

■辰泉純米吟醸京の華1号生酒■
原料米:会津産京の華1号(契約栽培)57%精米
度数:16.5度
日本酒度:-1
酸度:1.5
火入れ:なし
出荷本数:230本(1.8L),500本(720ml)
本体価格:3,500円(1.8L),1,750円(720ml)

京の華1号・・京の華は亀の尾を先祖に持つ系譜で、山形県原産の「京の華」を元に1950年代に福島県で独自に選抜育種された改良品種です。その後一旦姿を消しましたが、辰泉酒造さんで1983年に地元農家と共に復活栽培を始め現在に至っています。近年自家採種栽培による不良株の混入・先祖返り・他品種との交配などが懸念されていたため、2015年より開始した「京の華種場プロジェクト」にて原種を新たに入手し種籾の生産を開始。2016年「京の華1号」は農林水産省により、福島県の産地品種銘柄として登録されました。

京の華1号登録2年目の仕込となります今29BYは1.8Lも登場となりました。甘・酸・辛・苦のバランスのとれた酒質に加え、「京の華1号」の特徴であるじわっと旨味の広がる余韻をお楽しみください。

洋梨・Gフルーツ・青りんご等のフレイヴァーを感じるフルーティでしっとりとした口当たり。洗練された甘みは旨み深く計算された安定感。シャープな酸、苦辛さのドライ加減・スパイシーさがこのお米の奥深さを表しています。これを上手にまとめあげた渾身の1本。秘めたポテンシャルを堪能できる価値のあるお酒です。冷やし過ぎずに、程々の温度で花開く旨みをお楽しみください。こちらもモデルは新城社長です。


AizuDream-葡萄のお酒


会津坂下町豊国酒造さんより非常に面白いお酒が発売になりました。
■AizuDream-葡萄のお酒■
リキュール
原材料名:清酒(純米吟醸)
     マスカットベリーA果汁(会津産)
     果糖
度数:8度
本体価格:1,600円(750ml)、800円(375ml)

29BY新商品。夢の香米で仕込んだ純米吟醸酒、赤ワインに用いられる日本古来からの品種「マスカットベリーA」をブレンドし糖分を調整しました、度数8度のリキュールになります。

ロゼワインの様な色合い、香りは控えめ、含みは大変ジューシー、親しみやすい甘みは爽やかで軽やか。渋みのエッセンスであるタンニンは程々控えめ、大変飲みやすく仕上がっています。喉越し・余韻にはうっすら赤ワインらしい渋みを感じることが出来ます。普段赤ワインを飲まれているヘビーユーザーの方よりも、お酒を飲み始めたビギナーの方から親しんで頂ける万人向けの味わい。様々なシーンで楽しんで頂ける商品です。

どちらのサイズも、栓抜きで開けるタイプ。瓶は重厚なボトルです。

*スパークリングではございません。
*オリの沈澱が見られますが、果実成分になります。品質に問題はございません。開栓の際振ってからお召し上がりください。