「 お知らせ 」一覧

新入荷案内


本日の入荷をお知らせいたします。喜多方市峰の雪酒造さんより1年に1回のどぶろくです。今期よりラベルリニューアルとなりました
■峰の雪どぶろくPOCOTTO■
商品詳細
分類:その他の醸造酒(濁酒)
原料米:喜多方産五百万石60%精米
度数:8度
日本酒度:-35
酸度:2.8
アミノ酸度:1.4
(スペックは令和5年12月20日ビン詰め時点のもの)
火入れ:無
クール便設定:有
本体価格:3,000円(1.5L)、1,500円(720ml)
*付属の説明書がございますので、必ず御目通し下さい。

峰の雪酒造さんどぶろくがリニューアルです。受注生産、1年に一度だけ作られる限定品です。
濁り酒とどぶろくの違いは、「もろみを濾すかどうか」で清酒は濾しますが、どぶろくは濾しません。酒税法ではその他の醸造酒と分類されます。原料は清酒と同じく米・米麹・水を原料とします。このどぶろくは喜多方産五百万石60%精米の純米吟醸酒仕込みです。

加熱処理をしておりませんので、瓶内で発酵が続いております。出荷時-35度の日本酒度ですが、徐々に糖分が減ってアルコールに変わっていきます(度数が上がります)。

開栓時に噴出ししにくいように一升瓶に1500ml、900ml瓶に720ml詰めております。キャップにはガス抜きの穴が開いておりますので爆発することは有りませんが、瓶を横にすると漏れますのでご注意ください。なるべく低い温度で管理ください。

注意事項
●降ったり強い衝撃を与えないでください。
●良く冷やし、瓶は振らずに開けてください。開けた後にガス抜きの穴を押さえゆっくり天地を返して下さい。
●味わいはどんどん変化していきますので、お好みのタイミングで美味しい内にお早めにお召し上がりください。
●極小さな黒い粒が入っていることが有りますが、お米の一部ですので安心してお召し上がりください。

どろんどろんで米粒もそのまま入った、活性日本酒にはない本当のどぶろく。グラスに注いでもプクプク泡が立ち動きます。中々味わえない純米吟醸のもろみそのまま!ぜひどうぞお試しください。


浪江町磐城壽鈴木酒造店さんからはガス抜き穴の開いた新酒純米吟醸のうすにごり生酒
■磐城壽しぼりたて純米吟醸大漁祝紺碧コシヒカリ生■
商品詳細
R5BY仕込み10号
原料米:浪江町産コシヒカリ55%扁平精米
度数:15度
火入れ:無し(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:3,200円(1.8L)、1,600円(720ml)
*開栓注意:穴あきの王冠です。天地無用

海と大地の恵みに感謝し平穏な豊かさを祈り醸しました。地域の暮らしぶりを表すことを目標とした大漁旗シリーズ。紺碧は優しい口当たりが特徴で、どの食材、お料理とも合わせやすい酒質、皆様の日常に彩を与えてくれれます。このお酒は大漁旗シリーズの搾りたて、濁りを絡めた新酒の生酒です。地元浪江町産コシヒカリを扁平精米、軽い芳香の滑らかな味わいが特徴です。
華やかすぎない香りが好印象、鮮度抜群、コシヒカリの柔らかさを感じる口当たり。透明感のある仄かな甘さ、オリの絡む青々しい若さの苦み渋みが心地良いライトボディ。軽やかながら、オリのお陰で奥行きが広がり、シルキーでビターなふくらみを楽しめます。山廃程きつくない酸味もドライで◎、辛味も適度で、全体的にシャープな印象を与えます。喉越しは驚くほどスッキリ、余韻もドライで大変スマートです。コシヒカリの安心感が何より魅力。食中酒として最適、与平イチオシの1本です


会津美里町白井酒造店さんからは、待ってましたの風が吹くピンクラベルが登場です
■風が吹く[ピンク]生中取り氷温熟成■
商品詳細
スペック:純米吟醸本生中取り氷温熟成
原料米:会津産有機栽培五百万石50%精米(JAS認定)
栽培者:自然農法「風」の会(会津美里町、会津若松市、喜多方市)
度数:16度
日本酒度:-1
酸度:1.5
火入れ:なし(要冷蔵)
クール便設定:有
出荷本数:840本(1.8L)、1200本(720ml)
本体価格:3,200円(1.8L)、1,600円(720ml)

赤ラベル(速醸もと純米吟醸生酒)の中取り部分をを約1年氷温で貯蔵熟成させた[ピンク]ラベルになります。氷温熟成により、しっとりと落ち着いた綺麗な味わいに仕上がっております。青りんごやGフルーツ・キウイを思わせる爽やかな香り、含みは穏やかで上質な落ち着きを感じさせます。甘さは丁度適当、全体的に優しくなったライトボディ、甘さは落ち着きと透明感を増し、酸味も一皮むけた大人の色気、静けさに辛さがしっかり際立つ綺麗なコントラストはお見事。喉越しもソフト、余韻もダンディです。しぼりたてから成長し大人の色気を纏った高貴な仕上がり。1年寝かせることで仕上がる完璧なまとまりです


福島産ゆず酒会津酒造「YAMAWA YUZU」


昨年はあっという間に完売致しましたゆずリキュール。今期は業務用一升瓶も含めがっつり入荷いたしました。美味しい美味しい柚子酒です
■YAMAWA YUZU■
商品詳細
品目:リキュール
原材料名:日本酒(特別純米酒)、ゆず果汁(福島市山口地区産)、果糖
アルコール度数:8度
クール便設定:有(要冷蔵)
本体価格:5,000円(1.8L)、1,700円(720ml)

福島市山口地区の農業安田和昭さんの畑で収穫されたユズの果汁を惜しみなく使用し、会津酒造が特別純米酒をベースにして造り上げたアルコール度数8度のリキュールになります。

惜しみなく使った甲斐のあるオリも絡んだエキス分たっぷりの仕上がり。度数の軽い低アルコール酒ですが、丸ごと詰め込んだような凝縮感、力強い酸っぱさのゆず加減満点です。自然な香りも芳醇、甘みも仄かで酸味も鮮やか。苦みも素朴で好印象。飲みやすく薄めたり甘くしたりしないのが逆に◎。ドレッシング並みの超ゆずです!度数は低いので冷やしてストレート、オンザロックやソーダ割りでお楽しみください。
*業務用に一升瓶も詰めて頂きました。気に入られた方は是非こちらを!

栽培者安田さんの手記です
復活した幻の柚子酒

1. 一本の百年柚子
家の前に百年が経つ一本の柚子の木がある。
福島市東部、美しい里山が広がる山口は、昔からの農業が営まれる地域だ。
百年柚子はその田園を眼下に見下ろす高台にある。
家を囲むのは手入れが行き届いた美しい竹林、東南に開けた斜面にある柚子畑、かぼす、すだち、柿の木々、さらに奥の高台には、福島の市街地を一望できる畑が広がる。安田家は、明治時代から百年以上続く農家である。現在は、三代目の家長、和昭(72)、養(68)夫婦がさらに豊かな農業に取り組んでいる。冒頭の柚子の木は、二代目の和夫さんが子供の時、近所の手伝いのお礼に貰ってきて植えたものである。最近の柚子は継木で、数年で実が成るが、昔の種から育てた『実生(みしょう)』と呼ばれる柚子は実るまで 16 年ほどかかる。木だけが育っていつまでもならない木に業を煮やした初代和三郎さんが、「切ってしまえ」と木に刃物を入れた時、頭上から白い花びらが落ちてきて、切られるのを免れたと言う、謂れのある柚子の木である。

2. 百本の柚子
現在百本の柚子を栽培しているが、本格的に栽培を始める一本目のきっかけは、秋に長女が生まれた時に、花の時から香りが良く、実も美しい百年柚子が実っていた時期だったため、柚子を記念樹にと選んだからである。翌年、百年柚子が大豊作となり二女が生まれた。農家の将来を考えて、30 年後柚子農家になれるように毎年少しずつ柚子の苗木を植え続けた。植え始めて 20 年程で少しずつ実がつき始めた。夫婦で力を合わせて懸命に農業に取り組んだ努力が実って、上質の作物が採れ、出荷先の評判も高くなった。「柚子酒を造ろう」と酒蔵から柚子の注文が入ったのはそんな時だった。試行錯誤の末、3 年後「これは」と皆が思う柚子酒が仕上がった。柚子酒の発売発表日は 2011/3/11 午後 3 時。
その時から時は止まった。
さぁ、これから、と夢が膨らむときに東日本大震災と原発事故。震災前年の 12 月に収穫し、仕込み、販売に合わせて発送済みだった酒も『フクシマの酒』となりすべて戻されてきた。柚子酒は幻となった。風評である。30 年積み上げてきたものが、いっぺんに崩れ去った。もう、立ち直れないと思った。柚子農家として生きるために手入れしてきた畑の柚子も全て廃棄せざるをえなかった。柚子の栽培を始めてから今までの 40 年の内、10 年余のロスである。被害の大きさは物損よりも精神的被害の方が大である。

3. 日々努力
真面目に正直に働き日々前向きに努力していく、安田家のモットーは『日々努力』。筍、柚子、あんぽ柿の出荷停止という三重苦に見舞われても、立ち止まることは出来ない。新たにミニトマトの栽培を始め、代表作物まで育て上げた。震災から 10 年が過ぎ、周りの地域では柚子の出荷制限が解除され、避難区域への帰還が始まっても福島市の柚子は解除にならなかった。それでも毎年放射線の数値を測り安全性の確認をし続け、2022 年 3 月末ようやく柚子の出荷制限解除の通知が届いた。震災後も休むことなく植えた柚子にも今年実がついて、今では百本ほどになった。柚子は表年と裏年があり、今年は裏年で 1/3 しか実らなかったが、12 年ぶりの柚子の出荷には何ら問題なかった。毎年声をかけ続けてくれた会津酒造さんに真っ先に連絡を入れ、『柚子酒』の復活をお願いした。10 月に柚子の収穫が始まり、柚子酒復活のゴーサインと共に、会津酒造の若社長、渡部景大さん、専務の裕高さん、長男の和尚の若い力三人のタッグで 12 月末ついに幻に終わった。『柚子酒』の復活を見ることが出来た。「若い人たちは逞しく立ち直った。過去に積み上げてきたものが少ない分、逞しいですね。私たちも、若い人に負けずに一から始めよう、と決心したのです。」(養)

4. 毎日を普通に暮らす大切さ
「農のどんなことも“楽しい”と思ってやってみれば楽しいのだ、と気づいたのです。農作業も一つ出来るようになれば楽しい。今日はこれが出来た、明日はもっと出来るようになろう、と頑張ると楽しいことが積み重なってきます。」(養)
「農の楽しさは、自分達でライフデザインを作れる所です。」(養)
「農業は未来永劫途切れる事なく続く必要不可欠な職業です。その事にプライドを持って取り組んでいける農業従事者でありたいと思います。」(養)
2023 年卯年は和昭の干支の年である。毎日を一生懸命働き普通に暮らす事の大切さ、そうして家族の歴史が一つずつ継って未来への希望となるのだと思う。親子、孫、三代の年男が揃う安田家の飛躍の年となることを願っている。


新入荷案内


本日の入荷をお知らせいたします。まずはお待たせいたしましたの「春一番」。南会津町国権酒造さんからしぼりたて到着です

■國権しぼりたて 「春一番」■
商品詳細
スペック:特別本醸造生原酒
原料米:60%精米
日本酒度:-3
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
アルコール度数:19.2度
出荷本数:各サイズ1,000本
火入れ:無(要冷蔵)
クール便設定:有
本体価格:2,800円(1.8L)、1,500円(720ml)

國権酒造の看板商品、新春のしぼりたてです。新酒の若々しさ、濃醇な旨口のフルボディ、このダイナミック感をこの極寒の冬に冷で味わう。会津の冬を感じて頂ける逸品です。文句なし!!!搾りたてのフレッシュさと力強さのある酒質です。新酒の持つ粗々しさと、甘口で骨のある味わいです。今の時期だけのしぼりたて生原酒をお楽しみください。


こちらもお待たせいたしました。市内宮泉酒造さんより新酒の純米にごり酒お目見えです
■會津宮泉純米にごり生酒■
商品詳細
原料米:好適米60%精米
度数:16度
火入れ:無(本生)
クール便設定:有
本体価格:2,838円(1.8L)、1,660円(720ml)

會津宮泉ブランドの12月限定商品です。厳寒のじきにしぼりたてのうすく濁ったお酒をそのまま瓶詰め冷温で貯蔵熟成させました。フレッシュで爽やかな味わい。ほんのり甘口でお米の旨味が十分に楽しめます。オリの量は瓶底2~3センチ。写楽ブランドも含め宮泉銘醸さんのラインナップでは大変貴重なにごり酒です。

喜多方在住の矢吹あぁちゃん製作の酒蔵バッグが補充になりました。非常に手の込んだ流石プロの仕上がりです。オンラインショッピングにもUPしましたのでご利用ください。あぁちゃんのインスタグラムも併せてご覧ください @aachian331 どうぞよろしくお願い致します。


奈良萬純米無濾過生原酒中垂れ


本日の入荷をお知らせいたします。喜多方市夢心酒造さんよりお待たせいたしました、今期の中垂れ発売です
■奈良萬純米無濾過生原酒中垂れ■
商品詳細
原料米:五百万石55%精米
酵母:うつくしま夢酵母
アルコール度数:17度
火入れ:無し(無濾過生原酒)
クール便設定:有
本体価格:2,700円(1.8L)、1,500円(720ml)

奈良萬ブランドの中枢を担う五百万石55%精米の純米シリーズの生酒。お酒を搾る際に最初に垂れてくる「あらばしり」部分、最後の「セメ」の部分を省き酒質の安定している一番バランスの良く美味しいと言われている「中取り(中垂れ、中汲み)」部分のみを詰めました。

社長様より~今では珍しくなくなった、微発泡感を残した生酒。まだそのような酒が少なかった平成14年1月。「純米生酒 奈良萬 中垂れ」がデビューしました。透明なのに微発泡があると、瞬く間に噂は広がり「奈良萬」が全国の皆様に知って頂くきっかけになった1本には間違いないかと思います。

炭酸ガスを含んだピチピチの中垂れ部分。マスカット系の香り、大変ジューシーで非常に飲みやすく癖になる飲み心地。奈良萬ブランド大躍進の立役者です。飲まれたことに無い方は是非。


新入荷案内


新酒の入荷が続きます。本日の入荷をお知らせいたします。まずは市内辰泉酒造さんより毎年人気のうすにごり
■辰泉しぼりたて純米うすにごり生■
商品詳細
原料米:会津産コシヒカリ63%精米、会津産夢の香60%精米
度数:15度
日本酒度:-2
酸度:1.5
火入れ:なし(完全無ろ過本生うすにごり)
クール便設定:有
出荷本数:各サイズ800本
本体価格:2,750円(1.8L)、1,450円(720ml)

辰泉さんの新酒、ビンの底にうっすら溜まる程度の純米酒の完全無濾過生酒うすにごりになります。
清らかな透明感のある軽やかな含み。ライチを思わせる澄んだ香り、甘さはジューシーで芳醇ですが、全体的に軽いライトボディ。辛味は少ないですが、オリが絡む心地よいスモーキーな苦みに若い酸がドライでシャープな印象を与えます。まろやかで穏やかな甘さとのコントラストも絶妙。しぼりたてながら全体的に優しい味わいが毎年人気の秘訣。今年も良いバランスです。どうぞお楽しみ下さい。


磐梯町栄川酒造さんからは龍が沢白ラベル
■會津龍が沢澱がらみ生原酒「白」■
商品詳細
スペック:純米大吟醸酒
原料米:会津産夢の香45%精米
度数:16度
日本酒度:-2.5
酸度:1.55
火入れ:なし(本生おりがらみ)
クール便設定:有
出荷本数:1,080本(1.8L)、2,880本(720ml)
本体価格:3,091円(1.8L)、1,545円(720ml)

榮川酒造「會津龍が沢(あいづりゅうがさわ)」から白ラベル、純米大吟醸のおりがらみ生原酒。会津磐梯山の麓の契約栽培夢の香米で仕込みました。優しい香りの中に柔らかな甘み、おりがらみのGフルーツを思わせる仄かな柑橘系の苦みもお楽しみ頂けます。
桃やメロンを思わせる完熟フルーツのゴージャスな香り、出品酒を思わせる気品に満ちた甘さに、クリーミーなオリの絡むライトボディ。Gフルーツを思わせる仄かな柑橘系の酸味と苦みがポイント、エッジの利いたシャープさを感じさせます。喉越しも綺麗で瑞々しい余韻を残します。滴る様な完熟さをキリッと軽やかに仕上げた素晴らしいまとまり。流石「東北に酒あり」榮川です。