本日の入荷

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本日も入荷が続きます。今日は御燗が抜群に美味しいお酒が2種。

■國権 山廃仕込50%特別純米酒■
原料米:五百万石50%精米
日本酒度:+2
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
度数:15.5度
出荷本数:各サイズ1000本
本体価格:3,100円(1.8L)
昨年は思うような酒質にならず、発売にはなりませんでした。2年分の思いを込めた山廃50です。適度な熟成感と酸によるくどすぎないさっぱりとした酒質です。常温から御燗まで美味しくいただけます。

■磐城壽赤ラベル山廃純米原酒25BY■
仕込み25BY39号
原料米:山形県産出羽の里100%
度数:17-18度
貯蔵:常温熟成
本体価格:2,700円(1.8L)、720mlはございません
出荷本数:1,000本弱
秋の熟成スタイルを従来ながらの「純米原酒」で表現しているのがこのお酒で、磐城壽さんの秋のお酒となります。この秋出荷は25BYのふた夏越えの落ち着いた風味、密度のある酸と濃純な味わいの山廃純米原酒です。冷や・常温・ぬる燗でお楽しみ下さい。

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続きましては昨年も早々に完売いたしましたこちら。
■山の井[黒]■
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
度数:16度
他スペックは非公開
本体価格:3,000円(1.8L)
完成した味を想像し造った大吟醸・純米吟醸・純米酒を独自にブレンドいたしました、スポット商品「山の井・黒」です。今までにないより深い・複雑で面白い仕上がりになりました。他色々なブレンド酒を飲まれたことのある方はわかられるかと思いますが、単一商品にはない素晴らしい奥深さ・旨味があります。本数極少量、一升瓶のみの発売でございましてテイスティングはなしです。御用命は何卒お早めにお願い致します。

そして練り粕も届きました。辰泉酒造大吟醸「京の華」の粕になります。1キロ詰め600円(外税)です。併せて宜しくお願い申し上げます。


10月のお休みは毎週日曜日。4日、11日、18日、25日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。


本日の入荷

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10月に入りました。本日10月1日は「日本酒の日」です。それに併せまして続々発売となりました。本日の入荷をお知らせいたします。

■素品すっぴん彌右衛門■
規格:山廃仕込純米酒
原料米:自社栽培喜多方産夢の香60%精米
日本酒度:非公開
度数:16度
火入れ:1回(無濾過原酒)
本体価格:2500円(1.8L)、1,250円(720ml)
旧字体の彌右衛門シリーズからの1本。山廃仕込純米酒スペックの無濾過原酒です。敢えて特定名称表示は致しません。
飾らない自然な味わい、飲み飽きしない味わいの奥深さ、長くしみじみ付き合って頂けるお酒を目指して仕込んだ食中酒です。優しい酸味と旨味がしっかり感じられ、全温度帯で美味しくゆるりと飲んで頂けます。(蔵元案内より)
こんがりとした熟成感、梨の様なニュアンスの香り、しっとりと口に馴染む甘さが印象的な口当たりです。角の取れた丸いボディで、甘味の出方が印象的。甘ったるく下に残るような広範囲に広がる甘さの濃いではなく、甘さのピクセルは少ないものの、その中での密度の濃さを感じる甘味。非常に舌に馴染み、地面に沁み込んでいくような感覚です。その中に大吟醸の様な上品さも感じられます。他味わいの要素もきめ細かく、辛・酸・苦・渋が緻密に計算されたようなまとまりを見せ、軽やかさとまろやかさが上手に味を包み込み、非常にスッキリソフトな印象を与えます。味わいの後半は辛さが伸びてきて、のど越しは辛さもしっかりとあり、キレも大変ソフト。優しい余韻が静かに続きます。冷や・常温・御燗で表情をどんどん変え正しく全温度帯で楽しめる仕上がりです。杜氏の人柄が素直に表れた、様々な要素がうまくまとまった凝縮感と全体のスーパーソフトな印象の1本。今の主流とは明らかに違う力強さを感じてください。

■秋あがり永寶屋辛口純米生詰■
原料米:広島県産八反錦60%精米
日本酒度:+7
酸度:1.3
度数:16.0度
火入れ:1回(生詰め)
本体価格:2,640円(1.8L),1,320円(720ml)
鶴乃江酒造の屋号を冠した「永寶屋」シリーズ。辛口純米酒、瓶火入れ後ひと夏熟成させた秋あがりになります。例年通り、火入れしたお酒を常温タンクに貯蔵し生詰め致しました。新酒の頃よりぐっど柔らかさが出てきました。立ち香は優しく、熟成感は程々控えめ、口当たりは瑞々しいグレープフルーツを思わせます。ジューシーですが甘さは控えめ、すうっと口に馴染むソフトな口当たりです。甘酸っぱい酸が柔らかく溶け込みボディは非常にまろやかです。徐々に沸き立ってくる辛さが徐々に全体を覆っていきます。秋らしい味わいの柔らかさが余力を幾分残した元気な酸と+7度の辛さに上手に支配されていきます。のど越しのキレと辛さは大変気持ち良く、余韻の柔らかさも良い残り方です。非常に完成度が高く、且つ秋らしく仕上がってきました。世界一の貫録を見せつけた余裕の1本です。

■会津娘芳醇純米酒■
原料米:会津産好適米60%精米
酒度:+1~+2
アルコール度:17度
酸度:1.5~1.6
火入れ:2回
本体価格:\2,800(1.8L),\1400(720ml)
新酒を火入れ後、「氷温」にて約半年熟成させ、瓶詰めし瓶燗火入れ殺菌・急冷した純米酒です。この芳醇純米こそ「会津娘」の蔵を代表する銘酒、芳醇でふくよかで柔らか。會津を代表する純米酒です。おひとり様1本まででお願いいたします。

■金紋会津秋あがり純米吟醸■
原料米:南会津産米50%精米
度数:15度
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(720ml)
南会津産のお米と、山系地下水を使用し生詰めでひと夏貯蔵した秋あがり純米吟醸です。とげとげしさが無くなり滑らかで瑞々しい口当たり。マスカットの様な親しみやすい甘さ、かんきつ類の皮の苦みにも通じるような辛さのエッセンスも感じられます。口中広がるボディは柔らかさがあり、上品な甘さもほどけて軽やかに広がりどんどん伸びていきます。15度とは思えないほど奥行きがあり、気持ち良ーく旨味を楽しんで頂けます。同時に口当たりから感じる苦みの要素が辛さを伴い、スパイシーに味わいを引き立てます。ドライ感・辛さも充分。甘さとのバランスも丁度良く、この時点で過ぎるほど合格点を超えています。のど越しのキレ・余韻の辛さも印象的な良い締まり方。明らかな熟成感を出さずに、味わいの柔らかさで充分秋あがりを御堪能頂けるお酒。ここ数年で1番の仕上がりではないでしょうか?まずは冷やで、バランスの良さ・冷たくても十分感じられる甘みの透明感と伸びをお楽しみください。


10月のお休みは毎週日曜日。4日、11日、18日、25日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。


夢心純米無ろ過生原酒中垂れ完熟おりがらみ

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連休中開催されました会津まつり。晴天にも恵まれ沢山のお客様の中、盛大に行われました。はるばる会津へお越しいただいた皆様誠に有難うございました。
それでは本日の入荷です。昨日の綾瀬はるかさんの様なうっとりするお酒をお知らせいたします。
春先の発売に続きまして、ひと夏越した完熟バージョンがお目見えです。
■夢心純米無ろ過生原酒中垂れおりがらみ■
原料米:福島県産夢の香60%精米
度数:16度
火入れ:なし(本生おりがらみ)
本体価格:2,500円(1.8Lのみ)
奈良萬でお馴染み、喜多方は夢心酒造さんの地元ブランド「夢心」の季節限定商品。搾り時に表現される「あらばしり、中垂れ、攻め」の中の、味の一番安定して美味しいといわれます「中垂れ」の貴重な部分のみを瓶詰め致しました。この商品は社長様にお願いしまして、中垂れのオリが絡んだ状態で特別に詰めて頂いた別注品になります。奈良萬との違いを良く聞かれますが、奈良萬シリーズは五百万石米を使う純米酒のカテゴリーです。このお酒は「夢の香」米を使用しておりますので、地元ブランド「夢心」でございます。奈良萬譲りのジューシーな微発泡の爽快感、夢の香米の軽やかで上品な甘味もお楽しみください。地元からお送りする「蔵の町喜多方の酒[夢心]」どうぞお楽しみください。

オンラインショッピングのページに飛びます。


9月のお休みは毎週日曜日。6日、13日、20日、27日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。


本日の入荷

来る21日より会津まつりが開催されます。
ウィキペディアよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9A%E6%B4%A5%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A
植木屋は休まず営業したしますが、町なか各所で通行止めとなります。遠くからお見えの方は何卒ご注意くださいませ。
今年も綾瀬はるかさんお目見えだそうです。今から楽しみですね。

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改めて本日の入荷をお知らせいたします。まずは絶好調の「寫樂」を醸す宮泉銘醸さんより地元ブランド「宮泉」秋あがり登場です。

■宮泉純米吟醸秋あがり■
宮泉酒造さんでは製造方法を変更し、普通酒の廃止及び全商品の特定名称化を進めております。「宮泉」ブランドに付きまして本年より定番商品と季節商品の切り分けを行います。こちらは季節商品純米吟醸秋あがりになります。1年に1回の出荷です。
原料米:五百万石50%精米
度数:16度
貯蔵方法:1回火入れ・サーマルタンク貯蔵(生詰め)
本体価格:3,400円(1.8L)、1,700円(720ml)
厳寒期の1月に仕込み、翌月に上槽したお酒をすぐ火入れ。サーマルタンクで秋まで冷蔵貯蔵。生詰めにてビン詰めしました。 新酒特有の粗さが消え、円熟したまろやかな味わいに仕上がっております。(蔵元案内より)
写楽同様の人気商品です。地元会津地方のみの出荷。且つ割り当て配分となりました。どうぞお早めにお求めください。

続きまして今期最後の入荷となりました世界一のこちら
■会津中将純米大吟醸特醸酒■
SAKE COMPETITION2015純米大吟醸部門第1位獲得 http://sakecompetition.com/?page_id=1026
原料米:山田錦40%精米
日本酒度:-3
酸度:1.1
杜氏:酒井義正
本体価格:5,000円(720ml)
極寒の會津の風土を活かして仕込む大吟醸造り。地元會津の純粋な杜氏がこだわって醸した純米大吟醸酒の逸品です。口に含んだときに広がる香り、ふくらみのあるまろやかな味わいをどうぞご賞味下さいませ。ラベルの文字は、福島県現代名工 東雲(曽根卓男)氏の筆跡です。
オンラインショッピングと店頭と少量づつの販売となります。今回の入荷はひと世帯1本の販売とさせて頂きます。何卒お早めにお願い申し上げます。


9月のお休みは毎週日曜日。6日、13日、20日、27日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。


三蔵合同企画会津産美山錦純米吟醸酒

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会津若松市河東町の米生産農家「谷邦弘」さん(写真中央)が生産した「美山錦」を、会津若松市の「鶴乃江」「会州一」「辰泉」の三蔵元が純米吟醸酒を醸すと言う長年の企画が形になりました。昨日お披露目会が開催されまして本日入荷となりました。

会津若松市内の蔵元3社が、市内河東町の酒米生産農家「谷邦弘」氏が生産する酒米「美山錦」を使いそれぞれのの環境・酒造りのの技法を生かした酒造りを行いました。谷氏の田んぼは市内河東町の磐梯山麓の丘陵地、穏やかな風の吹く酒造好適米の栽培適地にあります。そこで大切に育てられた契約栽培米を原材料といたしまして個々の個性を活かした純米吟醸酒に仕上げました。

米造りのプロ「谷邦弘」氏が栽培した会津産美山錦の高いポテンシャルと、蔵ごとの風味や味わいの違いを是非お楽しみください。

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会州一バージョン
含みは程よく華やか。青りんごや桃の様なニュアンスを感じます香り、程々の甘味は大吟醸の様に上品、苦辛い酸の要素はしっかりとしていて、洗練されていますが力強い口当たりです。伸びてくる甘味はやはり大吟醸の貫録で気品があり、軽やかに程よく華やかに広がります。酸っぱい系の酸味は苦みを引き連れ確かな辛さを形成します。3社の中では一番味にメリハリのある輪郭のしっかりとしたボディです。のど越し・余韻にも辛さを残し、ドライなキリリと引き締まる良いまとまり方です。

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続いて辰泉バージョン
すうと口に馴染む含み、香りは大変穏やか、梨やピーチの様なニュアンス。甘みも控えめ、大吟醸の様な上品な酸が特徴の口当たりです。貴賓のある甘酸っぱい酸に引かれながら、旨味は洗練された透明感のある綺麗なもの。下の方にじんわりと感じる苦辛さが安定感のあるしっかりとしたもので味わいはぶれずに、綺麗な旨味が上を泳いでいきます。のど越し・余韻の辛さは確かなもので日本酒度+1以上のキリリとした締まり具合。食中酒にも適した、クセのない大変良い辛口酒です。

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最後は鶴乃江酒造バージョン
梨や南国系の果実の香り、華やか過ぎず程よくフルーティな含み、親しみやすい優しい甘味、瑞々しい酸も気持ち良い柔らかい口当たりです。ボディはしなやかで、弾力性のある柔らかいもの。果物の皮に例えられるような皮の苦みのスパイスが味わいを丁度良く引き締めます。のど越しの切れも良く、余韻の辛さも◎。食中酒にも適した、嫌な癖もない大変良い仕上がりです。

どうぞ宜しくお願い致します。


続きましての本日の入荷です。
■天明ちょいリッチ47亀の尾純米大吟醸■
麹米:兵庫県産山田錦40%精米
掛米:会津坂下産亀の尾47%精米
使用割合:山田錦21%、亀の尾78%
酵母:自社酵母NATSUKI
度数:15.3度
日本酒度:+1
酸度:1.8
火入れ:1回火入れ
本体価格:3,500円(1.8L)、1,750円(720ml)
天明の新しい「ちょいリッチ47」シリーズです。
普段気軽に飲むお酒よりちょいリッチな(すこし贅沢)がお酒がコンセプトです。
①、価格は3,500円税抜き
②、麹米は山田錦40%精米
③、酵母は自社酵母NATSUKI
というルールでお出ししていきます。このお酒は掛米に会津坂下産亀の尾米を使用しました。無加水の原酒タイプです。
開けたてはピチピチを感じるようなフレッシュ感。さすがの貫録を見せる上品な甘み、甘酸っぱい酸も軽やかで大変爽やかな口当たりです。雑味のないクリアーなボディで、上品な甘酸っぱさが気持ち良く広がります。辛さの要素となる苦み渋みもピュアーで素直、余計なエッセンスもなくスマートな構成です。要所要所の大吟醸の貫録を感じるのは良いアクセントとなっています。のど越しの切れも流石。余韻も軽く、ドライさに加え、甘みが気持ち良くフェイドアウトしていきます。蔵元孝市くん26BVYで一番のお気に入りの仕込だそうです。これで太鼓判ですね。迷いなく是非どうぞお試しください。


9月のお休みは毎週日曜日。6日、13日、20日、27日です。実店舗・WEB業務ともにお休みさせて頂きます。営業時間以外は留守番電話対応とさせて頂きます。