[奈良萬] 夏!の生貯蔵酒


本日の入荷をお知らせいたします。喜多方は夢心酒造さんから「奈良萬」夏限定生貯蔵酒登場です。
■奈良萬夏の生貯蔵酒■
スペック:純米生貯蔵酒
原料米:五百万石55%精米
酵母:うつくしま夢酵母
アルコール度数:15度
火入れ:1回生貯蔵(要冷蔵)
本体価格:\2600(1.8L),\1300(720ml)

冬に搾り、生酒のまま低温熟成させ、火入れ瓶詰め致しました夏の限定商品になります。味のコクを出しながら夏らしく軽い味わいに仕上げました。華やか過ぎないすうっと口に馴染む柔らかな含み、梨系の爽やかな酸味、優しい甘みと絡み合い非常に軽快に流れて行きます。辛さも程好く効いて飲み飽きさせない、流石奈良萬様と言った仕上がりです。


IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2018

昨日の全国新酒鑑評会に続きましてIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2018「SAKE部門」のトロフィー受賞酒が発表になりました。詳しくは上の画像をクリック頂活きましてSAKETIMESさんの記事をご覧ください。
当店での注目は、純米部門のトロフィー獲得、名倉山酒造さん「月弓(げっきゅう)」です。勿論今年の全国鑑評会でも金賞受賞。今年創業100周年を迎えられた城下町の老舗蔵です。冷から御燗まで美味しく頂けます。是非どうぞお試しください
■名倉山 純米酒月弓(げっきゅう)■
原料:長野産美山錦、福島産夢の香
精米歩合:55%
酸度:1.4
度数:15.3
本体価格:2,300円(1.8L)、1,250円(720ml)
2種類の酵母を使用、華やかさとふくよかさを併せ持つ調和のとれた飲みやすい純米酒。


本日の入荷


5月18日本日の入荷をお知らせ致します。
■京の華[雫]純米大吟醸斗瓶取り生酒■
原料米:京の華40%
酒度:±0
アルコール度:16-17
酸度:1.5
本体価格:7,000円(1.8L)、3,400円(720ml)

昭和29年以降、収量の少なさと育成の難しさから、会津での生産が途絶えて久しかった酒米「京の華」を復活させた辰泉酒造。幻と言われた「京の華」に挑み続ける農家、蔵元の熱い想いが込められたブランドです。こちらは鑑評会出品酒同様の斗瓶とりで雫を集めた、「京の華」ブランドのフラッグシップ酒。袋吊りで搾った純米大吟醸を低温貯蔵熟成させました。芳醇な香と鮮烈な味わい、そして気品ある余韻をお楽しみ下さい。「京の華」米の秘めたポテンシャルが存分に発揮された1本です。


■宮泉純米酒雄山錦■
宮泉酒造の季節限定品。5月は富山県産雄山錦米を使用した純米酒の1回火入れです。
原料米:富山県産雄山錦60%精米
度数:16度
貯蔵方法:搾って即瓶詰め、冷凍庫で貯蔵しております
火入れ:1回
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(720ml)
富山県で開発された酒米「雄山錦」。母株は「ひだほまれ」、父株は「秋田酒33号」の交配により生み出された品種で、スッキリとしたキレのある辛めの純米酒です。宮泉ブランドだけで楽しめる「雄山錦」。地元のみの流通品です。


■儀兵衛純米吟醸山田錦生詰め■
原料米:山田錦50%精米
度数:16度
日本酒度:-1.3
酸度:1.4
酵母:協会9号系
火入れ:1回(瓶火入れ)
杜氏:櫻井光治(会津)
本体価格:3,618円(1.8L)、1,818円(720ml)
山田錦を50%まで精米して仕込んだ純米吟醸酒。1回火入れの原酒になります。果汁が染み出てくるようなジューシーな香りと含み、桃や柑橘系の瑞々しく上品な甘みのある貫録の口当たり。フレッシュさも残しつつ、火入れの落ち着いてきたまろみも感じてもらえる半熟感。原酒らしいボリューム感、大吟醸ばりの気品ある透明感も大変良いバランスです。雑味もなく綺麗に流れていく天晴な仕上がりです。

■風が吹く[赤]純米吟醸生酒■
原料:JAS認定会津産有機栽培五百万石50%精米
栽培者:自然農法風の会(会津美里町、会津若松市、喜多方市)
度数:17度
日本酒度:+1
酸度:1.5
火入れ:なし
本体価格:\2800(1.8L),\1400(720ml)
速醸もとで仕込む純米吟醸酒の生酒「赤ラベル」です。槽で搾った後、澱引きをした火入れなしの本生酒になります。「風が吹く」の入門用と言う位置づけです。Gフルーツを思わせる果実味たっぷりの含み、透明感のある綺麗なボディが17度の生原酒のボリュームで心地よく広がります。スパイス的に心地よい苦みと辛さも利いていてのど越しも極上です。どのラベルも安心して委ねられる素晴らしい「風が吹く」シリーズ。こちらも是非是非どうぞ。


平成29酒造年度全国新酒鑑評会

平成29酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒が本日発表になり、我が福島県は史上初六年連続金賞数日本一を獲得いたしました。テレビにラジオ、号外も配られ賑やかな1日となりました。詳しくは新聞各社の記事をご覧ください。(上の号外をクリック下さい)

酒類総合研究所HPより
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平成29酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えています。

出品点数:850点

予審
審査日:平成30年4月24日(火)~ 26日(木)の3日間

決審
審査日:平成30年5月8日(火)~ 9日(水)の2日間

審査結果
入賞酒:421点(成績が優秀と認められた出品酒です。)
金賞酒:232点(入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒です。)
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歓びをより多くの方と分かち合えますように、普段のお酒もよりおいしく感じて頂ければ幸いです。関係者の皆様誠におめでとうございました。


會津どぶろく「Guminokihara」コシヒカリVer


植木屋特注會津どぶろく「Guminokihara」入荷いたしました。今回のお米は「コシヒカリ」。

3社合同企画の美山錦純米吟醸の酒米を栽培されております市内河東町の農家・民宿経営の「谷邦弘」さん。谷さんにお願いしまして誂えて頂いた、自身栽培のお米100%で仕込んだドブロク瓶燗火入れになります。

谷さんの田んぼは会津若松市河東町八田株梗木原。https://www.google.co.jp/maps/@37.5411484,139.9851698,17z  盆地を見下ろす山際の集落。背中には宝の山会津磐梯山がそびえ立ちます。

会津若松市は平成24年「どぶろく特区」の認定を受け、基準をクリアした方がドブロクを製造できるようになりました。谷さんも数少ないその一人でいらっしゃいます。
かつては各家庭で広く製造されてきたドブロクですが、酒税法の改定で免許が無いと密造酒扱いされる様になりました。
にごり酒との違いを良く言われますが、お酒を搾る際漉すのがにごり酒、漉さないのがドブロクになります。ですのでドブロクは瓶中米粒が泳いでおります。

 

製造者:農家民宿株梗木庵 谷邦弘
福島県会津若松市河東町八田字株梗木原183

品目:その他の醸造酒
原料米:会津河東町産コシヒカリ
原材料:米(会津産)、米麹(会津産)
度数:15度
火入れ:1回(瓶燗火入れ)
管理:常温(開栓後は要冷蔵)
製造日:平成30年5月
賞味期限:平成30年11月30日
瓶詰め本数:21本(瓶の色がバラバラです。御了承下さい)
本体価格:2,800円(1.8L)

全国に名を轟かす福島県ハイテクプラザ鈴木先生の指導の下、完成した1本です。ただ吟醸・大吟醸を目指すのではなく、田舎の民宿で飲める素朴なドブロクの味わいを表現致しました。60kのタンクで仕込むので1回で仕込める量は一升瓶で2~30本です。日本酒と併せて広く流通してもらえるように、本生ではなく瓶火入れ1回で一升瓶に詰めて頂きました。本数が少ないので、継続的に製造を御願いしていく予定です。

肝心の味わいですが、生ではないのでビリビリの食感は控えめ、今回の仕込は食米「コシヒカリ」。試飲会などでは女性の方に一番人気の品種だそうです。甘みもありコクもあるドブロクらしいドブロクでしょうか。お好みでロック・水割り・ハイボール・御燗もお楽しみいただけます。

 

表ラベルは谷さんの集落株梗木原(ぐみのきはら)から見る冬の会津磐梯山をイメージしました。商品名もそのまま「guminokihara」です。裏張りは地元会津の画家「kengo hirano」さんにお願いして書いて戴きました。