本日の入荷


6月になりました。月明け商品色々と入荷になっております。ひとつづつご紹介申し上げます。まずは峰の雪酒造さん
■峰の雪吟醸おりがらみ火入れ■
原料米:五百万石50%精米
度数:15度
日本酒度:+5
酸度:1.4
アミノ酸度:1.1
火入れ:1回
本体価格:3,300円(1.8L)、1,650円(720ml)
29BYからの新商品、吟醸酒の1回火入れ濾過無しおりがらみです。
オリはうっすら瓶底貯まる程度。桃やGフルーツ、または梨を思わせる上品な吟醸香、瑞々しく透明感のある甘さに吟醸らしいドライな辛さとシャープさが上手に絡みます。
中身は大吟醸クラスですので上品で軽やか大変飲みやすい酒質ですが、旨味は十分満足感の得られるもの。喉越しの良さは素晴らしく、華やかに広がった旨味は跡を濁さず、幻の様に消えて行きます。余韻の辛さも大変心地よく響きます。完成度の非常に高い1本。文句なしおススメです。

続きましても喜多方吉の川さんより29BY純米吟醸酒


■吉の川純米吟醸■
酒母米:兵庫県産山田錦
麹米&掛米:喜多方市産五百万石
精米歩合:55%
度数:16度
日本酒度:+3
酸度:1.5
スペック:無濾過原酒一回火入れ
本体価格:3,000円(1.8L)、1,600円(720ml)

取扱店限定の29BY純米吟醸酒になります。
親しみやすい柔らかな口当たり。香りは丸かじりGフルーツ系、上品さに満ちた綺麗な含みです。雑味の無い綺麗な旨みは非常に伸びやかで気持ち良く伸びます。ソフトなボディの物腰優しい風味は蔵元の人柄を表している様。最近出会わなかった様な正統派の飲み飽きしない1本。文句なし良いお酒です。


最後は鶴乃江さんから夏酒大本命登場です
■会津中将夏吟醸酒■
原料米:福島県産米55%精米
度数:14.5度
日本酒度:+3
酸度:1.2
火入れ:1回(出荷前)
本体価格:\2400(1.8L),\1200(720ml)

特約店限定の夏仕様の吟醸酒です。壜詰め時に加熱処理いたしました。暑い夏の夜、「風鈴の音を聞きながら夕涼みのお供にして頂ければ・・」と思いながら造ったお酒です。「暑い時期に心地よいスイカ程度のほんのりとした甘さ。のどを通りぬけた後のスッキリとしたキレの良さ。」これが目指す味のイメージです。パンチの利いた酒質ではありません。夏の暑さで疲れた日に、食事の前やリラックスタイムに皆様を優しく癒せれば幸いです。良く冷やしてお気に入りの冷酒グラスできゅっと召し上がっていただくのは如何でしょうか?

すううっと口馴染む優しい梨系の香り、雪解け水の様に清らかな甘みでさらさらと滞りなくとけて消えて行きます。非常に飲みやすいのに極上の旨みをしっかり感じれるのがこのお酒のすごいところ。トランプ大統領も大満足するだろう1本です。


榮四郎大吟醸壜囲い原酒金賞受賞酒


本日も金賞受賞酒入荷になっておりますのでご紹介申し上げます。榮川さんより榮四郎です。
■栄四郎大吟醸壜囲い原酒金賞受賞酒■
平成30年全国新酒鑑評会金賞受賞酒
原料米:山田錦40%精米
度数:17度
日本酒度:+3~4
酸度:1.2~1.3
本体価格:6,000円(720ml)
出品時同様、度数の高い原酒のまま壜詰めしました。榮川の心と技の粋を集めた会心の金賞酒です。

そして会州一さんからは定番特別純米酒夢の香バージョンも届きました。
■会州一特別純米夢の香■
原料米:会津産夢の香55%精米
酵母:うつくしま夢酵母
日本酒度:+2
酸度:1.4~1.6
アルコール度数:16度
火入れ:2回
本体価格:2,505円(1.8L)、1,352円(720ml)
会津若松産夢の香米、酵母は県ハイテクプラザ開発の「うつくしま夢酵母」で地元産に拘った逸品で、軽やかな酸、味わいの乗った純米酒です。


本日の入荷

本日5月25日入荷のお酒をお知らせいたします。金賞受賞酒が続々発売となっております。まずは南会津町会津酒造さん
■田島大吟醸■
平成30酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
原料米:山田錦
アルコール度数:17-18度
精米歩合:35%
本体価格:6,000円(1.8L)、3,000円(720ml)
会津酒造最高峰のお酒がこの大吟醸「田島」。「田島」とは南会津町として合併する前の蔵元の市町村名「会津田島町」から取ったもの。低温でゆっくり発酵させたフルーティな吟醸香とまろやかでスッキリした味わい。俗にいうYK35クラスのお酒がこの値段で頂けるのは非常にお買い得です。蔵元渾身の1本、大満足の金賞受賞酒です。

■名倉山大吟醸全国鑑評会金賞受賞酒■
平成30酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
原料米:山田錦
アルコール度数:16度
精米歩合:35%
本体価格:10,000円(1.8L)、5,000円(720ml)
鑑評会で金賞受賞を続ける名倉山を代表する吟醸酒。五味の調和がみごとな理想の酒と呼べる自信作です。
入賞酒発表時の福島民報さんの記事です
■創業100周年節目飾る 10年連続の名倉山酒造(若松)
 「節目の年に受賞できてうれしい」。会津若松市の名倉山酒造は今年の創業100周年を10年連続17度目の金賞で飾った。11日に4代目の襲名披露をしたばかりの松本善六社長(60)は、高品質の酒造りに情熱を燃やす。
 酒造りの環境整備に心を砕いた。蔵の室温管理を徹底したほか、杜氏(とうじ)が働きやすくなるよう社員挙げてサポートした。「杜氏と蔵人が醸し出す、きれいな甘さが出た」と手応えを語り、中島伸一郎製造部長兼杜氏(37)と喜びを分かち合った。長男で5代目予定者の和也さん(28)が営業、次男の宗也さん(26)が製造を担当し、次の100年に向けた基盤ができつつある。「理想の酒は頭の中にあるが、近づいたと思うと遠のいたりする」。酒造りにかける思いを胸にたゆまぬ努力を誓った。


天明さんからは昨年からの新展開「削らない天明」です。ラベルも潔く無地。中にエンボス天明が隠れています。
■あえて削らない天明瑞穂黄金86■
スペック:純米無濾過火入れ
原料米:会津坂下産瑞穂黄金86%精米
度数:16度
酸度:1.6
アミノ酸度:0.7
日本酒度:+3
酵母:協会9号+うつくしま夢酵母F701
火入れ:1回(無ろ過瓶火入れ)
本体価格:3,000円(1.8L)、1,500円(900ml)
地元産米100%使用の蔵をめざし、表現力を高めるための準備と経験の為、新しく挑戦した磨かないお米の仕込です。現在市場にある純米酒の多くはお米を大体60%ぐらいまで精米して仕込んでいます。このお酒は86%までしか削っていません。あえて削らない天明のチャレンジ酒。磨かずに天明らしい透明感を表現致しました。超低温発酵、無ろ過1回火入れでお目見えです。杏子や李を思わせるスッキリと甘酸っぱい含み、フルーティ過ぎず天明らしい洗練された香りです。品のあるまろやかな甘みに天明らしい酸、そこに広く深すぎない独特のコクが現れました。酒米にもないうるち米、ごはんに通ずる親しみやすいまろやかさ、低精白のスパイシーさです。のど越し・余韻はいつもの天明らしいシャープさ。また熱酒急冷により生酒らしいフレッシュさも残しております。いやはや天晴れと言う仕上がり。冷やから常温、御燗まで幅広くお楽しみください。

最後に報告が遅れましたが、先週の写楽夏吟うすにごりの抽選販売です。沢山のお申込み誠に有難うございました。倍率は1.8Lが2.9倍、720mlが1.9倍となりました。今後のご参考にされて下さい。レギュラー品の写楽純米吟醸5月分は明日26日店頭販売致します。こちらもどうぞ宜しくお願い申し上げます。


ササ正宗大吟醸金賞受賞酒


先週の全国新酒鑑評会6連覇達成の余韻の中、金賞酒続々発売となります。本日届きましたのが、喜多方市笹正宗酒造さんの出品酒。地元産夢の香米に拘った大吟醸、8年ぶりの金賞です。写真は立役者岩田兄弟。
■ササ正宗大吟醸金賞受賞酒■
掛米:夢の香80%
精米歩合:40%
度数:16度
火入れ:1回
本体価格:7,000円(1.8L)、3,241円(720ml)

29BY全国新酒鑑評会金賞受賞酒
喜多方産夢の香米を主原料に拘り仕込んだ大吟醸です。

福島民報さんより蔵元の金賞受賞時の記事です。
■こうじ管理兄弟の力 8年ぶり笹正宗酒造(喜多方)
 喜多方市の笹正宗酒造は「笹正宗」を出品し、8年ぶりの金賞に輝いた。岩田悠二郎社長(31)は「従業員全員で金賞を目標に酒造り作業に取り組んできた。とてもうれしい」と笑顔を見せた。
 金賞受賞の大きな力になったのが、2016年から酒造りに加わった兄高太郎専務(33)の存在だ。夜のこうじ管理を悠二郎社長と分担することで管理体制が充実し、きめ細やかな温度調節ができているという。築100年になる酒蔵の洗浄作業を徹底するなど従業員の意識を高め、良質な酒造りを心掛けた。
 悠二郎社長は「酒造りは毎回同じようにはいかない」と話し、「続けて受賞することが大切。目標を従業員と共有し、今後もいい酒を造っていきたい」と決意を新たにしている。


宇和島産純100%河内晩柑ジュース

原料:愛媛県宇和島産河内晩柑100%
生産販売者:宇和島市吉田町 木野本恵造さん
製造者:愛工房(株)愛媛県宇和島市
容量:720ml
賞味期限:2019年5月7日
本体価格:1,000円(720ml)
保存方法:高温・直射日光を避け常温保存。開栓後は要冷蔵

愛媛県は宇和島市の木野本恵造さん農家で育てられたみかん100%、添加物一切なし、しぼって熱殺菌しただけのジュースになります。
こちらは河内晩柑(かわちばんかん)と言う品種のみかん。和製グレープフルーツと呼ばれています。
愛媛県宇和島は全国的にも有名なみかんの産地。宇和海を見下ろす丘陵で潮風と陽光をいっぱいに吸いながら吉田町の温暖な気候で栽培された河内晩柑です。

今期は糖度10.4、pH3.34。もぎたての瑞々しい甘さと爽やかな甘酸っぱさ、苦みも心地よく凝縮感がありながら大変スッキリと頂けます。和製グレープフルーツと称される通り、みかんとGフルーツの美味しいとこ取りの味わい。

またサッパリとした焼酎の割用やカシスオレンジなどカクテルの割材として、アルコールとの相性は抜群です

色を良く見せる、長く保存できる、原価を下げる等、添加物・保存料等を含んだ商品が多い中、お母さんがリンゴをおろして搾ってくれるような手間の掛け方・素朴さ・ぬくもりを充分感じさせてくれます。感動の1本です、どうぞお召し上がりください。